7/23は奈良の地蔵盆。
普段は静かなお地蔵さんの周りも、この日は紅白幕や提灯が掲げられてお供えもたくさん。町内の当番の方が お地蔵さんのところでおしゃべりしたり、お参りの方も多くて、とても賑やかです。
特に、奈良きたまちにはめずらしいお地蔵様も多く、昨年末に「おじそうさんのほほえむまち」マップをつくられた「珈琲や かじせん」さんが、7/23に「奈良きたまち六地蔵めぐり」を企画されています。
<<下段に追記あり>>
早速ググってみると・・・
開基は浅井長政の遺子で、仏門に入っていた慶誉了把という方。
浄土宗の寺院で、元は長福寺という名前でしたが享保年間(1716~1736)に普光院に改めたとされます。
慶長5年(1600)頃建立の本堂の屋根は、東大寺念仏堂や俊乗堂と同じ「錣屋根しころやね」と呼ばれるものです。
そしてご本尊のお地蔵さまは、康永4年(1345)の墨書がある木造地蔵菩薩立像(南北朝時代、県有文)で、鎌倉時代の仏師・運慶一派の様式を踏襲しているのが特徴です。
また境内の墓地には、幕末から明治にかけて活躍した奈良人形の名士・森川杜園の墓があるということです。
普光院さんは、一年に一度7/23のみ公開されていますので、この機会に是非お参りください。(開門時間は朝8時半頃から16時まで)
<<追記>>
「奈良きたまち六地蔵めぐり」の行程です
13:00 奈良市きたまち転害門観光案内所集合→
①東大寺念仏堂(地蔵菩薩像)→②五劫院(みかえり地蔵)→
③夕日地蔵尊→④佐保川地蔵尊→⑤普光院(地蔵菩薩立像)→
⑥念聲寺(船後光地蔵尊)
途中、念仏堂では京都のお上人様をお招きしてのお話タイムあり。
「奈良きたまち六地蔵めぐり」の行程です
13:00 奈良市きたまち転害門観光案内所集合→
①東大寺念仏堂(地蔵菩薩像)→②五劫院(みかえり地蔵)→
③夕日地蔵尊→④佐保川地蔵尊→⑤普光院(地蔵菩薩立像)→
⑥念聲寺(船後光地蔵尊)
念聲寺では数珠繰り・地蔵和讃など
地蔵盆を体感して頂ける内容になっています。