2021年1月23日土曜日

狭川別当のお話*

新型コロナウイルスの克服や「withコロナ」時代について、奈良県立医大の学長や感染症専門医が各界のキーマンから意見を聞くコロナ対策「Web座談会」が、昨日初めて開催され、初回のゲストは東大寺の狹川普文別当だったと今朝の毎日新聞に掲載されていました。
毎日新聞WEB版に記事がアップされています→こちら
座談会の様子はYouTubeでもご覧いただけます→

752年から続く長い歴史の中で、天然痘やスペイン風邪などの感染症の流行でも途絶えることなく続いてきた「不退の行法」修二会。
今年の修二会は感染対策を徹底して強い意志を持って行うので、ご不便をかけるが皆さんも自覚をもって行動してほしいとおっしゃってました。
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最後にこんな映像が出てましたが

レストランなどでの除菌ではテーブルの上だけをアルコール消毒するのでなく、側面や裏面もすること。アルコール消毒液はレストランの入口に置くだけでなく全てのテーブルに置いた方がいいという、専門医からのアドバイスに目から鱗でした。
※尚、奈良倶楽部では各客室に一つ、アルコール入り除菌ウェットティッシュをお渡ししています。
また、感染対策は「(密閉・密集・密接の)『3密』よりも『3感染ルート(接触・飛沫・エアロゾル)遮断』が本質的」という専門医のお話も、仕事の面で大変参考になりました。

「来年は何事もなく修二会ができますように」
最後に狭川別当がおっしゃったお言葉。本当に本当にそうですね。