8/20に開催する「東大寺境内早朝散歩」のレジュメ作成の為、東大寺関連の本をまた読み返しています。
以前に読んでいたはずなのに、また新たな発見があったりで、何度読んでも興味が尽きませんが
今回は堀池春峰著「東大寺史へのいざない」の、盂蘭盆のところに載っていた『東大寺では、8月11日の早朝に、伴寺趾(三笠霊園の上の方)と、五劫院、空海寺の3ヶ所にある墓所に各自お参りするのがお盆のはじまりで……』という箇所に目が釘付けに。
この日の朝散歩で、早くからお参りされるお坊さま方を我が町界隈で大勢お見かけしたのでしたが、早い方で5時頃、帰りの6時頃にも空海寺さんと五劫院さんの辺りを行き交うお坊さまを何人かお見かけしました。
「東大寺史へのいざない」によると、15日も朝6時頃から各自が大仏殿や天皇殿、二月堂、そして各塔頭を巡拝されるということです。
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8月11日、早朝の二月堂は、一昨日の功徳日の喧騒から一転して静かないつもの二月堂でした。
「およく」で売られていた鬼灯があちこちに飾られています。
帰り道、龍松院の前の臭木の花。
この木は切られても切られても逞しく育って花を咲かせています。