「神宿る島 宗像・沖ノ島と大和」会期が今週末ということで、時間を作って橿原考古学研究所附属博物館へ見に行ってきました。「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群として世界遺産に登録されている沖ノ島。
その沖ノ島祭祀遺跡出土品は大和を中心におこなわれた水辺の祭祀や古墳の副葬品などと共通するものが多く、両者が密接に関係していたことは明らかです。
本展覧会は沖ノ島祭祀遺跡出土品と奈良県出土品を本格的に比較する初の機会となります。国宝に指定されている金銅製龍頭をはじめとした宗像大社所蔵品である沖ノ島遺跡出土品と、それに関係する大和の出土品を展示します。 「金銅製歩揺付雲珠こんどうせいほようつきうず」藤ノ木古墳↑沖ノ島↓
島の山古墳↑沖ノ島↓
奈良県出土品↑沖ノ島↓
その他に、「子持勾玉」や、馬につける装飾具の「杏葉ぎょうよう」などの出土品もあり、その関連性にも驚きましたが、その当時の工芸品や装身具の高い技術や芸術性にも、あらためて感じ入りました。
6/18までの会期ですが、よろしければ是非ご覧ください。
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