2022年3月24日木曜日

春の花々、咲き始める*

春分の日が過ぎても春まだ浅き奈良ですが、春の花々が咲き始めて桜便りを聞くようになると、心も浮き立ってまいります。
昨晩より「ふふ奈良」にお泊りしていたので、すぐ近くの浮見堂から片岡梅林を抜けて飛火野を横目で見ながら、枝垂れ桜がほころび始めた氷室神社まで、朝散歩に出かけました。

片岡梅林の梅の花はちょうど満開で、とても綺麗!
浮見堂の周りでは辛夷の花が咲きだしています。シデコブシや

ハクモクレンかと思えば、こちらもコブシのネームプレートが。
ずっとモクレンだとばかり思っていたのですが・・・。
そして朝散歩の目的の氷室神社へ
ひょっとしてこちらもコブシなのかしら?と思いつつも・・・
見事なハクモクレンと、枝垂桜をカメラに収めて
咲き始めた「奈良の一番桜」に
今年も春を運んできてくれてありがとう!と嬉しさを伝えます。

帰り道の飛火野では、朝靄に御蓋山がくっきりと際立ち
ご神体山の神々しくも優美なようすに触れると
奈良の朝の特別な美しさを感じます。
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「ふふ奈良」の様子はInstagramに投稿しています→ 

2022年3月21日月曜日

楽しかった「平城のとよほき」

平城宮跡大極門完成記念イベント「平城ならのとよほき」が、3/19より3日間、平城宮跡で開催されていました。 

ちょうど3連休で最終日なら伺えると、楽しみに出かけました。
平城宮跡といえば、広い広い草原を歩く楽しみもあって、気持ちのいい散歩にワンコはつきものと、仕事を終えてから愛犬ココも一緒に出かけたのです。

大極門(南門)、カッコイイです!
この日は、南門復元整備工事に携わった清水建設の工事長さんの講演会もあったのですが、申込をした時にはすでに満席でした。
でも絶対に見逃したくなかったのは、田島和枝さんの笙と正倉院復元楽器・竽のミニコンサートです。(写真で演奏中のが「笙しょう」、横にある長さのある楽器が「竽」です)
参考までに2013年に奈良倶楽部で開催した田島さんの演奏会の過去記事もご覧ください。
奈良倶楽部開業早々からのお付き合いの田島さん、今回もお久しぶりに奈良倶楽部にご宿泊いただきとても嬉しいことでした。ありがとうございました。
先日の「処世界さんのお話会」では尼僧姿だった中田文花さん。天平人の姿で舞いを披露して下さるサプライズも!
そのあとは、祥瑞マルシェでミジンコブンコさんのスパイス弁当を買って、朱雀門広場のテラス席で「平城京歌姫アンサンブル」のステージ見ながらワンコも一緒にまったり。

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イベントのもう一か所の会場、復元事業情報館前では
天平フェイスペインティングしてもらったり
官位の色の服を着て行ったので文香をもらったり。 お目当ての古代スイーツは完売していたけれど、のんびりと気持ちのいいところで楽しんできました。
ココがちょうど目印になって、たくさんの方にお声かけてもらいました。大勢の方が来られて「平城のとよほき」を楽しんでいらっしゃる様子。この地が寿がれ、喜びに満ちているように感じました。
素敵なイベントをありがとうございました。

2022年3月19日土曜日

「処世界さんのお話を聞く会」無事開催

中田文花さん主催の「満行ホヤホヤの処世界さんのお話を聞く会」が3/17に開催され、ZOOM配信の会場として奈良倶楽部を使っていただきました。ZOOMでは、当初の定員を大きく上回る方々が参加されたようで、当日何かの拍子で電波の調子が悪くなったらどうしようとか、会場主として実は相当気を揉んでおりました。
また、会場には文花さんの友人知人も駆けつけて、熱心な聴衆者として場を盛り上げて下さってました。

当の私は、初めての大きな会で少しアタフタしていたこともあって、お話会での全てを聴くことができず、また写真も動画もほとんど撮れませんでしたので、ブログの写真は参加者さんより拝借しました。

それでは当日をふりかえってみます。

まず、望月大仙師は関東唯一の華厳宗寺、鎌倉の普賢光明寺から「処世界」役で参籠3年目の若き練行衆です。
当初は望月大仙師おひとりのお話を伺う予定が、処世界童子の水島太郎さん(左側)と小院士を務められたスティーヴ エトウさん(右側)のお二人がサプライズゲストで参加されて、会場が一気に賑やかになりました。ちなみに、水島さんは彫刻家、スティーブさんはミュージシャンです。
修二会で使うお道具をお持ち下さって、説明してくださいます。
差懸の前が焦げているのは達陀松明の火の粉が飛んでだそうです。
差懸の材としては桜材と松材があり、松は軽いが音も軽めな感じ、桜は重いが床を打つ時に良い音がするそうで、大仙師のは桜材。(他には南二さんも桜材)
おニューの牛王櫃。
「牛玉櫃」の紋は、家紋だったりオリジナルの紋の方もいらっしゃるそうで、大仙師のはご自身の家紋が使われています。
蓋を開けると、内蓋のような箱があり
その中には硯や牛玉印などを入れるそうで、その箱の底側は畳になっています。なぜ畳なのかというと、この上に紙を広げて 牛王印を刷るためだそうです。
手に持っているのは「鼻紙」を挟んで携行するもの。
昔は時導師が席に着くとまずは鼻をかんでから始めていたそうですが(昔は煤が強かったこともあり)
今はこの端をちょっと鼻先に押し当てる動作をするだけだそうです。
「閼伽折敷あかおしき」。これは新入の時に堂司からいただくもので、牛玉札を刷る時に版木や硯などを入れるもの。裏は、新入の時の 堂司(大仙師が新入の時の堂司は上野周真師)が書いて下さるとのこと。(ちなみに、上司永照師の「閼伽折敷あかおしき」はブログ過去記事に写真があります。その時の堂司は上野道善長老様でした)
「紙手こうで
これは「紙衣かみこ」と同じ「仙花紙せんかし」でできている 状差しのようなもので、二つ折りにして参籠宿所の壁に貼り 紙類などを差し入れて保存するのに使うのだそうです。 (2012年の過去記事ですが「紙手こうで」に関して詳しく書いています。)
牛王箱も見せていただきました。
15日未明の満行下堂時に牛王杖に挟んで下りて行かれます。
大仙師手書きの「神名帳」 。参籠3年目で初めて読み役として読むことができます。別火入り前のホテルでの隔離期間中に相当な練習をされていたそうですが、人前では別火入りして初めて披露したので、そこで節などを直してもらったそうです。
冒頭一段目とスピード感ある七段目を実際に読んで下さいました。
文花さんからの質問で、処世界部屋の間取りも書いて下さり
毎日の行の配役表である「時数表」も見せてくださいました。
時数表の立案作成は衆之一さんで、堂司用記録は中灯さん。内陣に貼る一枚は処世界の大仙師が書かれました。
(これを初日に拝見できればどれほど有難いことでしょう・・・叶わぬことですが・・・)
「紙衣」は 仙花紙を貼り合わせて木綿で裏打ちをしているので非常に暖かいそうですが、今年は後半が気温高く暑過ぎたとのことです。そして内陣の匂いが染みついていると話されたので、お話会の後に参加者一同が紙衣の匂いをクンクン嗅いでいらしたそうですが(私はお片付けなどしていて嗅ぎそびれてしまいました)それにしてもみんなで二月堂の匂いに親しむ光景は、知らない人が見たらさぞかし・・・。

大仙師への質問では、行中にカメラを向けられるとどのような感じですかというお尋ねには、夜だとほとんどわからず特に気にならないと仰って、追っかけしながらついカメラを向けてしまいがちな私もちょっとだけ胸をなでおろしました。

食事担当の院士さんを補佐する小院士のスティーブさんもいらっしゃるので、お食事の話も。実は大仙師が一番よく召し上がるそうで、食後のしゃもじが御飯に立たないくらい(あのご飯は一人4~5合分あって、残ったご飯が練行衆付きの童子さんの食事になるそうです)食欲旺盛、でも実際の食事時間は8分ほどだそうです。そして大好物が蓮根饅頭で、それを皆さんがご存じなので、ほかの練行衆よりも大きな蓮根饅頭が入っているのだそうです。
お話をお聞きしていると、厳しい行の中でも和気藹々な様子も伝わって和やかな様子に心が温まります。

私も、睡眠時間や就寝時間が不規則ですがきちんと寝られるのでしょうかとお尋ねしました。初日の仮眠だけはほとんど眠れず、後は疲れもあるのでちゃんと眠れますとのこと。

その他に、3/10の粥食偈の和上さんのパートが違うお声だったとお客様から聞いていたことをお尋ねしましたら、この日は事前に和上さんと堂童子さんが相談して、二人のパートを交代したそうで
「粥食呪願じゅくじきしゅがん」と、いきなり和上さんの声だったので、北座の一同びっくりだったこと。和上さんの「夜明けんだりや」、堂童子の「暗-し」も逆に唱えられたことなど、やはりちょっとしたお遊び的な部分もあるようで、そのようなお話も色々して下さり、いつまでも話が尽きず楽しい時間を過ごすことができました。

このような会を企画して催して下さった中田文花さん、快くお話をして下さった望月大仙さま、飛び入りゲストで花を添えて下さった水島さんとスティーブさん、ご参加の皆様、楽しい時間をありがとうございました。

2022年3月18日金曜日

春の『宿泊者限定*東大寺境内早朝散歩 』

昨年の夏と秋と初冬に開催した 『宿泊者限定早朝散歩 』を
3月26日、来週の土曜日ご宿泊の方限定で開催します。

この早朝散歩では、二月堂で撞かれる鐘の音を聴くのも一つの楽しみなのですが、季節によって鐘撞きの時間が変わり、3月中は6時に4月からは5時半になることと、春分の日が過ぎて夜明けも早くなっていること、また桜やモクレンなど春の花々も散策中に楽しめるので、日にちが迫っていますが開催を決めました。
もしご都合が合うようでしたら、よろしくお願い申し上げます。

春の『宿泊者限定*東大寺境内早朝散歩 』
開催日:3/26(土)のご宿泊限定で翌27日早朝の朝散歩
時間: 3/27(日)早朝5:30~7:30頃
定員: シングル3組・ツイン3組
料金: シングル利用9350円 / ツイン利用の1名様料金8800円
※すべて税込み朝食付き・保険代含む 
※カードのご利用はできません
申込先:電話0742-22-3450 またはメール ktnaraclub@gmail.com

3/17の朝、久しぶりに歩いてきました。5:45頃の二月堂裏参道。
5:50頃に二月堂。
6時の鐘の音はTwitterとInstagramにあげています。
帰り道、6:50頃に東の山からお日様が顔を出しました。

「早朝散歩」でご案内する東大寺境内のあれこれですが、修二会参籠前にお話しする機会があって上司永照師にレジュメの確認をお願いしました。そして昨日、お会いした折に「何も問題はない」と答えていただきましたので、これで安心して皆様にお話できるとほっとしています。私の「いつものお散歩コース」をよろしければご一緒に歩きましょう。(2週間先の天気予報ではその日の午後から雨!散策中はまだ降りませんようにと願いながら・・・)

2022年3月16日水曜日

3/19~3/21「平城のとよほき」

平城宮跡大極門(南門)完成記念イベント「平城ならのとよほき」
3/19・3/20・3/21に開催されます!

会場は「平城宮いざない館」と「復元事業情報館」の2会場で。
復元された大極門(南門)は3/19(土)13:00より公開です!

では、完成記念イベント「平城のとよほき」を詳しくご案内します。

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「平城宮いざない館」では・・・

ミニコンサートがテラスと多目的室で連日開催されます。
観覧無料ですが、各回定員50名となっています。

飲食や奈良時代関連グッズの販売やWSの「瑞祥マルシェ」も開催。

講演会は事前申込制です。
スタンプラリーやシクロポリタンなども

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復元事業情報館で行われるイベントは・・・
官位の色の服やストライプのスカートを着用して、復元事業情報館前の受付に行くと、大極門に使用されたヒノキ入りの文香がプレゼントされたり、古代スイーツの販売もあり。
古代スイーツ楽しみです。
また、中田文花さんによるフェイスペイントも無料で体験できます!
最新情報は「平城のとよほき」公式ツイッターでご確認下さい。