木津川市城山台にある小さなパン屋「sadacoro」店主の宮崎禎子さんが、 昨年8月より10月までの39日間、毎日7〜8時間、1日平均20〜27キロ、スペインサンティアゴ巡礼の道760キロを歩かれた「スペイン巡礼お話会」。
たくさんの美しい写真を拝見して、自分も一緒に旅しているような、でもこんなに歩けないけど、私ももう一度あのヨーロッパの田舎を旅したい気持ちになりながら、すごい偉業を達成されたんだなぁと尊敬の想いで拝聴させていただきました。
・・・実は2015年の夏に南フランスを旅した時に立ち寄ったブルゴーニュ地方の小さな村ヴェズレィは、スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラに通じる巡礼の道の出発点だった村(ブログ過去記事★)で、そんなことを懐かしく思い出していました。
旅の行程のお話、たくさんの出会いや巡礼宿でのお食事や美しい風景などを見せていただけるのも楽しかったのですが
印象に残っているのは…… 巡礼の道を歩く前に自分に言い聞かせたこととして、「自分を信じる」「楽しくなければ帰る」そして「守っていただいているという思い」で歩き始めたこと。
目的地に到達して、何か気持ちの上で変化があったのか、新しい自分に生まれ変わられたのかなと気になりましたが、「自分の歩幅で歩いて考えればいいや」という達観したお言葉をお聞きして、とても素敵だなと思いました。
目的地に到達して、何か気持ちの上で変化があったのか、新しい自分に生まれ変わられたのかなと気になりましたが、「自分の歩幅で歩いて考えればいいや」という達観したお言葉をお聞きして、とても素敵だなと思いました。
sadacoro特製の美味しい美味しいボカディージョランチ付き。
ボカディージョとは スペインのバゲットサンドイッチでバルには必ずあるものだそう。
お話会が終わってランチの準備中、皆さんで蟹満寺本堂をお参りさせていただけたのもよかったです。
ご本尊は、大仏様よりも前に造立された、国宝の釈迦如来像。
螺髪も白毫もない仏教伝来当時に造られた金銅仏で、他にも旧国宝の観音像も美しく、蟹満寺の由来になる「蟹の恩返し」のお話も、山城町出身の私には懐かしくて、小学校1年生の遠足で訪れて以来60年ぶりの再訪になりました。
ご本尊は、大仏様よりも前に造立された、国宝の釈迦如来像。
螺髪も白毫もない仏教伝来当時に造られた金銅仏で、他にも旧国宝の観音像も美しく、蟹満寺の由来になる「蟹の恩返し」のお話も、山城町出身の私には懐かしくて、小学校1年生の遠足で訪れて以来60年ぶりの再訪になりました。