いいだむつみさんのフランスシターと南ゆうこさんの朗読の会「recitandoレチタンド」無事に終了しました。
ご参加いただいた皆様、どうもありがとうございました。
フランスシターの奏でる音色に乗せて紡がれる言葉の数々。
朗読を聴くという体験は、もうずいぶん長い間ご無沙汰だったように思います。久しぶりに味わった朗読は、たくさんの言葉に包まれ抱きしめられているようなあたたかで懐かしい感じで
なぜか何度も深く息を吸って、新鮮な空気を胸いっぱい吸い込んで、心と身体がすーっとほぐれていくような感覚でした。
そして不思議なのですが、思い浮かんだ情景の中に自分がすっと溶け込んでいくように感じられたのでした。
たくさんの詩を読んでいただきました。
八木重吉「こころよ」
村上昭夫「五億年」「雪」
稲尾教彦「雪」
・・・などなど。
むつみさんはオリジナル曲や、アイルランド民謡、そして即興で奏でられた曲もありで、お二人の息が合った、まさに「recitandoレチタンド」の意味する「朗唱するように、歌うというよりも唱えるように」という言葉がぴったりの会でした。
冬の始まりにあたたかな時間をありがとうございました。