2024年12月6日金曜日

浄瑠璃寺*名残の紅葉

やはり師走は何かと気ぜわしくて、11月後半から毎日更新できていたブログも間が空いてしまいました。
紅葉便りも気になって、ほんの少し足を延ばせばと思うのですが、それもままならず。 やっと今日、少し足を延ばしたところといつもの散歩コースの紅葉狩りに出かけることができました。

少し足を延ばしたところとは、奈良俱楽部から車で20分ほどの当尾の里、浄瑠璃寺さん。

ところで、今はもう奈良駅から浄瑠璃寺への路線バスの運行がないようで、加茂駅行きに乗って、浄瑠璃寺からずいぶん離れている「浄瑠璃寺口」下車から徒歩になるのでしょうか。それとも加茂駅からタクシーになるのか・・・どちらにしても春と秋のシーズンの土日にのみ運行されるバスを利用するのがベターなようで、オフシーズンの平日に訪ねるのは、車がないと不便になったように思います。

そんなことから、外国人客もいない、ひっそりと静かな境内の浄瑠璃寺。静かというだけで気持ちが落ち着きます。そしてまだまだ綺麗な紅葉を愛でることができて、心が洗われるようでした。

同じような写真ばかりになってしまいましたが、九体阿弥陀如来さまのいらっしゃる本堂を此岸から紅葉越しに









そして薬師如来様のいらっしゃる三重塔を彼岸から
ご覧のように真っ赤なモミジだけでなく黄葉のモミジや、葉がグラデーションに色づいたモミジもあって、目を楽しませてくれます。

まだ充分に綺麗といっても、ほんの少し盛りを過ぎているものもありで、本当に名残の紅葉といった風情でした。
野紺菊でしょうか?好きな花が咲いていました。

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お昼は浄瑠璃寺門前「あ志び乃店」さんでとろろそばをいただきました。

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今年の夏は猛暑日があまりに長く続いたので、きっと紅葉も綺麗でなくちりちりと枯れたようになるのではと、半分諦めていました。
ようやく朝晩の冷え込みから秋の訪れを感じるようになって、駆け足で晩秋から初冬へと移ろい・・・そしてこんなにも美しい錦の装いを見せてくれる「秋」を楽しむことができました。
じっとしているのも勿体なく、浄瑠璃寺から帰ってもう一度いつものところへとカメラを持って出かけました。(続く)