2024年1月12日金曜日

天理トレイルセンターと長岳寺

天理市トレイルセンター」で開催中の『新春を寿ぐ「手作りポチ袋」と「精麻しめ飾り」展』に榎森彰子さんが出展されているので、大神神社へ初詣&福餅をいただきがてら、帰りに寄ってきました。

お年玉や心付けなどを入れる「ポチ袋」。榎森さんだけでなく、何人かの「ポチ袋プロジェクト」メンバーで作品展示されていて、ポチ袋好きの私はあれこれと楽しんでまいりました。
また、麻矢・矢野ちあきさんによる古来から神社のしめ縄や幣に使われてきた「精麻」のしめ飾りも同時に展示されています。 


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「天理市トレイルセンター」で「洋食Katsui」さんのランチをいただくのも楽しみでした。(窓からは二上山が遠望できます!)
ハンバーグ定食がめちゃくちゃ美味しい!
2月いっぱいまで珈琲代金を能登半島地震の義援金に全額寄付されるそうで、食後のコーヒーをお願いしました。
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そのトレイルセンター傍の長岳寺さんへ
帰りにお参りさせていただきました。
久しぶりの再訪でしたが、とってもいいお寺ですね。
たまたま参拝の方が少ない時間帯だったおかげもあって、お参りしていてものすごくゆっくりできて、地蔵院も本堂にも入堂できて有難かったです。



上の写真は「もがり」↑で、下の写真は「勧請縄」↓
長岳寺さんの公式Xで1/10の節会で作成されたことを知りました。

以下公式Xより抜粋ですが・・・
「殯もがり」は、椎や樫の木で光の入らない小屋のような空間をつくり、そこに牛頭天王をお祭りします。牛頭天王は疫病を司る神であり、一年間の無病息災を願い1か月ほど牛頭天王をお祀りいたします。
この「もがり」を作る行事は石清水八幡宮の青山祭と同じかと思われます。
「勧請縄」は、お寺や集落などで昔から行われており、入口に稲わらで編んだ縄をかけ結界を作り、敷地内に魔が入るのを防ぐ役割があります。本堂にて開眼作法を行った後、山門の手前の木に掛けます。昔は数多くの集落で勧請縄が見られました。

作成された翌日にたまたま訪れて拝見できた「もがり」。
貴重なものを見ることができました。

トレイルセンターのポチ袋展も「もがり」の設置も1/31までです。