2023年2月21日火曜日

二月堂修二会2023*「社参」

2月21日  練行衆が行中の無事を祈願して境内諸堂を参拝して回る「社参」があり、別火坊から二月堂まで練行衆の方々を追いかけながら廻ってきました。  
写真が大変多くなっていますが、ご一緒にどうぞご覧下さい。

13時ちょうど、別火坊ご出発。


小雪がちらついたり青空が見えたりのお天気。
若草山と覆いの被った戒壇堂を背景に。

東大寺幼稚園の園児たちのお見送りが可愛い!


八幡殿参拝


大仏殿参拝
天皇殿参拝
猫段中程で平衆が法螺貝を吹きます。  
鐘楼の南側や

四月堂の側、閼伽井屋の前辺りでも法螺貝が吹かれます。
そのまま湯屋へ。(13:30頃)
「試みの湯」といって練行衆はここで参籠の意思を確認します。
半時間ほどして湯屋から出られて登廊から二月堂へ。
登廊の石段下でも法螺貝が吹かれます。  
二月堂舞台から聖武天皇陵を参拝し
南の石段を通って興成社の前を通り
普段は食堂南の広場で解散されるのですが、今年は新入のある年なので、解散せずにそのまま一同別火坊へ戻られます。
今日から新入は総別火に入っているので社参には参加されず、別火坊では練行衆による新入見舞いや、衣の祝儀などが行われます。
練行衆が揃って別火坊へ戻って行かれるところも追いかけたかったのですが、今年は注連撒きを見学することにし、二月堂で待つことしばらく。
ただ、今年は注連撒きがなかなか始まらず、チェックイン時間も迫ってきて仕事に戻らねばならず、私はここで奈良倶楽部に戻りました。
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二月堂舞台の柱に貼ってありました。
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毎年2月21日の社参から、お水取りが今年も始まるのだと、粛々と参列されて歩みを進めて行かれる練行衆のお姿に接して、拝観者として今一度感染対策をしっかりして、無理のない範囲で拝観させていただければと気持ちを引き締めています。