2023年11月7日火曜日

11/12「行基さん大感謝祭2023」

奈良時代の大仏造立プロジェクトを成功に導いた名プロデューサーとして、そして社会事業や慈善活動に生涯を捧げた人として、現代も行基菩薩の名は敬意と親しみを持って「行基さん」と、奈良では呼ばれています。

そんな行基さんについてのあれこれを知り学ぶイベント「行基さん大感謝祭」が今年も飛火野周辺で開催されます。

11月12日(日)12:00~16:00
会場は飛火野で、入場無料です。
当日開催のイベントの数々↑はサイトにも詳しく載っています。

また、記念シンポジウム「行基さん講演会」は事前申込制です→ 
定員になり次第 締切ですが、まだ募集中です。申込は11/11まで。
会場の仏教美術資料センターは普段は入れないところですし、登壇される方々も魅力的です。よろしければ是非お申込み下さい。

「行基さん大感謝祭2023」についての詳細は
公式HP 公式X でご確認下さい。

2023年11月5日日曜日

11/4~11/12 藤間家住宅「田中教子」展

昨日から始まった、高畑町の古民家・藤間家住宅の公開イベントで同時開催の「田中教子」展。
お知らせが遅くなりましたが11/12まで開催していますので、高畑散策がてら是非お出かけください。


8世紀に遡る春日大社の社家・藤間家住宅での作品展。
ちなみに、藤間家についてのブログ過去記事はこちら 
田中教子さんについてのブログ過去記事はこちら

会期:11/4~11/12  13:00~16:00
内容:2022年パリのサロン・ナショナルでダブル金賞を受賞した「End of the silk road」東大寺二月堂青石壇のインスタレーションを縮小したかたちで展示のほか、シルクロードをテーマとした金箔画、布のタペストリーなどが展示されます。

関連イベント:
・11/9(木)14:00〜15:00 東大寺二月堂南側の青石壇について
拓本のワークショップ(参加費材料代1000円)
・11/5(日) 11/11(土) 11/12(日)いずれも13:00〜16:00

2023年11月4日土曜日

11/5~11/12 「奈良町見知ル2023」

奈良町一帯(きたまち、ならまち、高畑、京終、紀寺)の歴史的建造物・社寺・生業の場所などを見て知る「奈良町見知ル」が、今年も明日11/5より11/12まで開催されます。

「見ル奈良町」は予約不要
「知ル巡ル奈良町」は事前予約制です。

ブログでは、奈良倶楽部から徒歩圏内の「きたまち」エリアのみご紹介していますが、その他のエリアも充実していますので、公式サイトや奈良市のHPでイベントの内容をご確認ください。


▼きたまちエリアの「見ル」

北山十八間戸 五劫院 旧細田家住宅

  • 北山十八間戸:11/11・11/12 9:00~16:00 無料
  • 五劫院:11/11・11/12 14:00~16:00 拝観料志納
  • 旧細田家住宅:11/11・11/12 9:00~16:00 無料
▼きたまちエリアの「知ル」
会場:工場跡事務室 
・11/11①13:00~14:30 ②15:30~17:00 参加費1650円
 元大学教授が案内!産業遺産ガイド(ドリンク付き)申込
・11/12 9:30~11:30 参加費2750円
 早起き!産業遺産ガイド(ブランチ付き)申込

▼「巡ル」
  • まちかど博物館ツアー/きたまち編:11/8 10:00~12:30
    内容:奈良豆比古神社資料館・鹿せんべいの武田商店・植村牧場と西福寺を特別拝観するツアーです。
    予約申込:こちらから(11/5 17:00までに要申込)
    参加費:1500円
    集合場所:転害門観光案内所 / 解散場所:北山十八間戸
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以下のリンク先にイベントがわかりやすくまとめられています。
見ル奈良町→
知ル・巡ル奈良町→

2023年11月3日金曜日

東大寺・甲子の日の「大黒天祭」

三月堂の東、手水屋の北端にお祀りされている大黒天さま。
普段は閉まっているお堂ですが、60日に一度の甲子の日の9:30頃に上院僧侶がお経をあげ(15分ほど)、その後10:30頃まで自由に入堂・参拝することができます。

今年8月の早朝ツアーで皆様にご案内しながら、当の私は今まで一度も拝観できていなかったのでしたが、今朝はタイミングよくお参りに伺うことができました。

読経されていたのは上司永観師。伺った時はもう終わりの方でしたが、少しご一緒にお参りできました。
次回の甲子の日は1月1日。元旦でも変わらずにされるそうなので、初詣がてら是非お参りくださいませ。
ふだん閉まっている扉の中はこんな様子で、右側が三月堂、左側が手水屋(重文)です。
左側の手水屋↑、右側の三月堂↓
大黒天立像は意外に大きくて、頭巾をかぶり、右手を拳にして腰に当て、口元には笑みを浮かべて袋を担ぐ福の神の姿です。室町時代作(重文)
この後、二月堂南茶所(龍美堂さん)にお祀りされている大黒天さんの方にもお経を上げに行かれたようでした。ついて行けばよかったのですが、三月堂の特別公開も気になり私はそちらの方へ。

三月堂前の百日紅の葉が綺麗に赤くなっていました。
普段は12/16のみしか拝観できない良弁僧正坐像が11/19まで三月堂の中で特別に拝観できます。
開山堂では背中の方まで見えませんが、三月堂では後ろの方に廻って拝観することができ、背中部分の袈裟の彩色が美しく残っているのにうっとりでした。
そして美しい切り絵の御朱印もいただきました。

水島太郎さんの作品展が観音院で開催されています。
時間が合わずに拝見できませんでしたが、作品展は11/4まで。
その後、11/5~11/12には同じ観音院にて「ゲージツ家のKUMA」こと篠原勝之さんの個展が開催されます。
普段は閉まっている観音院へ入れる機会でもありますので、二月堂・三月堂参拝の折に是非どうぞお出かけください。

2023年11月2日木曜日

「秋夜の奈良旅」でメモリアル燈花会

「古都奈良の文化財」が世界遺産登録されて25周年を迎えるのを記念して「秋夜の奈良旅2023」の夜間特別参拝に併せて『メモリアル燈花会』が開催されます。


「メモリアル燈花会」は各社寺で一日限定です。
11/3 興福寺中金堂前 18:00~20:00
11/11 薬師寺玄奘三蔵院伽藍 17:30~20:00
11/11 唐招提寺金堂前 17:30~20:00
11/18 春日大社若宮神社前 17:30~20:00
11/25 東大寺南大門~鏡池 17:30~20:00

※夜間拝観は11月の金土曜日に開催(土曜日のみ開催の社寺もあり)
「秋夜の奈良旅2023」の開催スケジュールはこちら

世界遺産の社寺を背景に、秋の夜の静寂と蝋燭の灯かりのゆらめきをお楽しみくださいませ。


2023年11月1日水曜日

修二会期間中のご予約受付について*

11月になりました。
今年も錦繡の秋を楽しみたいと、奈良公園の紅葉具合を気にする毎日ですが、お散歩コースの紅葉のトップバッターとなるナンキンハゼの木がほとんど伐採されてしまっている東大寺境内。
銀杏や楓の色づきがゆっくりめなので、まだ「秋色に染まる」ようでもありません。

今日の大仏池の畔の紅葉はこんな感じ。
毎日秋晴れのいいお天気が続いて、今日も満開の青空でした。そして日中は汗ばむ陽気ですが、朝晩は冷え込んで寒暖の差が大きいです。
早朝散歩や夜に外出予定のお客様はしっかり防寒着でお越し下さい。
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さて、月が替わって空室状況のカレンダーも1月分を更新しています。
まだ先ですが、来年の修二会の予約受付はいつからですか?というお問合せが多くなっています。3月のカレンダー更新は通常は1月からですが、修二会期間中に限っては12/1からご予約をお受けしています。

ということで、今年も二月堂修二会期間中(3/1~3/14)のご予約は12月1日からお受けしますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
(東大寺さんからは、お松明の見学についてや、堂内での聴聞の可否についてのお知らせは、その時点ではまだ発表されてないと思います。その点はご了承下さい)

2023年10月30日月曜日

「第75回正倉院展」観てきました*

第75回正倉院展」が開幕しました。(10/28~11/13)
秋空のもと、初日のお昼の時間帯に観に行ってきました。

パンフレットやポスターを見ていると、メインビジュアルの宝物が一つではないような気がする今年の正倉院展。
奈良博に入るなり鮮やかな色が目に飛び込んできて

このカラフルな色に象徴されるように、今年は色鮮やかで美しい装飾のものがたくさん出陳されていました。

正倉院宝物の天平時代独特のデザインや天然染料の色合い配色が好き、そして布もの好きな私にとって見応えある今年の正倉院展。
特に印象に残ったものを図録の写真とともに紹介致します。 

布もの好きの理由に「後補があまりない」という点があるのですが、それだけに朽ちていくばかりのものが多かったりします。
でも今年は状態のいいものが多く、特にこの「国家珍宝帳」の筆頭に記載されている「九条刺納樹皮色袈裟くじょうしのうじゅひしょくのけさ」は
刺し子の縫い目がとても細かくて、裸眼では刺し子されているのがようやく確認できる程度にしかわかりませんでしたが、帰宅して図録の写真を見ると、針目の揃い具合が特に整然としているようではないように思え、正倉院宝物の中でも屈指の名宝と言われるこの袈裟に、かえって人の手のぬくもりを感じてしまいました。
この袈裟の包みである「御袈裟幞袷おんけさのつつみのあわせ
同色の糸で織られた文様。裸眼では気がつかないくらいで、こちらも図録で確認して溜息をついてます。

全体に刺繍が施された美しい帯「刺繍羅帯ししゅうらのおび
色あいも文様も素晴らしすぎます。
幡の下端にとりつけた飾りの「幡脚端飾ばんのきゃくたんかざり」もそれぞれ文様が素晴らしく
綾織のカーテン「白綾帳しろあやのとばり」など、布好きには堪らないものがたくさんありました。 
螺鈿飾りの四弦琵琶「楓蘇芳染螺鈿槽琵琶かえですおうぞめらでんのそうのびわ
槽(背面)はきらびやかな螺鈿、弦が張られた面の撥受け部分には、白象の上で楽器を演奏し舞い踊る人々が描かれていて、ユニークなデザインに驚きます。
「刻彫梧桐金銀絵花形合子こくちょうごとうきんぎんえのはながたごうす」は、宝相華を立体的に表現している蓋つきの容器。
「密陀彩絵箱みつださいえのはこ」の花鳥紋様は、まるで天平時代のウィリアムモリスのようだし
石製のスッポン形の蓋もの容器「青斑石鼈合子せいはんせきのべつごうす」は本物の亀のようだし。

自分の好みのものを紹介してばかりですが、その他にも、象牙のものさしの目盛りの正確さや、布作面のくすっと笑ってしまいそうなところ、犀の角の如意や、「磁皿じざら」という名称の実は陶器のお椀や、今年1250年御遠忌の良弁僧正の署名などなど・・・出陳品すべてが素晴らしく、その豊富なラインナップにも楽しませてもらいました。 
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正倉院展は11/13まで、会期中はお休みなしです。
そして観覧は事前予約制の日時指定券をローソン(近鉄奈良駅、JR奈良駅にあり)で購入して会場にお出かけください。 

チケット一覧を見てみると、当日でもまだまだ購入できると思います。奈良博会場では購入できませんので、ご注意くださいませ。