「cafe & gallery メカブ」で開催中の 『陰翳礼拝』。東大寺の僧侶で、写真家としての道も歩む佐保山曉祥氏の写真展を拝見してきました。
入口の手前に実忠和尚坐像、奥の正面に大仏様のご尊顔。
大仏様のお顔は観相窓修理作業で組んだ足場から撮られたそうです。
螺髪一つ一つの渦巻き、光背の化仏の細部に至るまでくっきりと美しく、まさに「神は細部に宿る」的なものを感じました。それでいて大仏様のおおらかさも感じて、大仏様と目線が同じというのも嬉しく、ずっと見つめていたくなります。
今回の展示では、東大寺の仏像と風景を組み合わせて一組にして展示されているものが多く、その風景と仏像の組み合わせがどうして選ばれたのかとか、どのような意味を持つのか・・・などをいつかお聞きできればいいなと思いながら鑑賞しました。
作品は撮影可でしたので、その内の幾点かをご紹介させて下さい。
「良弁僧正坐像」と「東南院の睡蓮」「吽形」と「月食の夜 中門より」
仏像は絵筆で描いたような質感があって「雪の南大門」↓もまるで絵画のようです。
そして、知足院 地蔵菩薩立像の「宝珠」には・・・よく見ると右手の錫杖が上下左右逆さまに映っています。
「cafe & gallery メカブ」さんのインスタより抜粋
独特の視点で切り取られた、東大寺の新しい景色たち。
僧侶であるからこそ踏み込める一歩が、写真の構図や視点をより大胆にします。一般の者とは違い、神聖な陰翳のなかに安心して飛び込んでいくそのスタイルは、まさに佐保山家にて培われてきた唯一無二の撮影手法といえるでしょう。
私たちが普段見ることができない東大寺の陰翳たち。氏のみずみずしい感性で捉えられたその様を、この機会にぜひご高覧ください。
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佐保山曉祥 写真展『陰翳礼拝』
会場:cafe & gallery メカブ
開催期間:4月8日(水)〜5月16日(土) 11:00~16:00
休廊日:日・月・火曜日
開催期間:4月8日(水)〜5月16日(土) 11:00~16:00
休廊日:日・月・火曜日
講演のお知らせ:
5月10日(日)14:00~15:30
小林公氏(兵庫県立美術館学芸員)× 佐保山曉祥氏 対談
「安井仲治と佐保山堯海、そして佐保山曉祥」
参加費:2000円(ワンドリンク込み)
5月10日(日)14:00~15:30
小林公氏(兵庫県立美術館学芸員)× 佐保山曉祥氏 対談
「安井仲治と佐保山堯海、そして佐保山曉祥」
参加費:2000円(ワンドリンク込み)
最後にメカブさんでいただいた和定食ランチです♪
写真展の写真は実際にご覧いただくと、本当に細部まで美しく写しておられるのがわかって、ずっと感動しながら拝見していました。是非、ご覧くださいませ。






