楽しみにしていた奈良国立博物館の特別展「神仏の山 吉野・大峯ー蔵王権現に捧げた祈りと美ー」内覧会に行ってきました。
・・・帰宅してまだ興奮冷めやらずですが・・・
何がすごかったか、個人的な感動ポイントを書いてみます。
・女人禁制の大峯山寺の内部の写真が壁3面を覆って第2展示室に出現!その中に大峯山寺より持って下りられたたくさんの蔵王権現立像が安置されて、まるで大峯山寺の中にいるようなのです。
日通さんが背中にしょって下山される様子が映像で流れてましたが、そこに大峯山寺の内部も写っていて、両方合わせて感慨ひとしお。
女人である限り今後拝観できる機会がないと思うと尚更ですね。
日通さんが背中にしょって下山される様子が映像で流れてましたが、そこに大峯山寺の内部も写っていて、両方合わせて感慨ひとしお。
女人である限り今後拝観できる機会がないと思うと尚更ですね。
・第3展示室が、金峯山寺の御本尊・蔵王権現像のVR映像を超大型スクリーンで紹介されていて、その没入感がすごい!
実物大の蔵王権現像が目の前に迫ってきて迫力たっぷりでした。
実物大の蔵王権現像が目の前に迫ってきて迫力たっぷりでした。
・藤原道長が自ら書写した経文の初公開や御堂関白記の実物を拝見できたこと。そしてそれを音声ガイドで説明するのが柄本佑さん!
特に「御堂関白記」は、金峯山参詣を詳細に綴ってある場面を「光る君へ」で道長役を演じたご本人が説明して下さるのですから、その場面を思い出してしまって心の中でほくそ笑むのでした。
特に「御堂関白記」は、金峯山参詣を詳細に綴ってある場面を「光る君へ」で道長役を演じたご本人が説明して下さるのですから、その場面を思い出してしまって心の中でほくそ笑むのでした。
・図録の表紙に登場の如意輪寺の蔵王権現立像が素晴らしかった!
着衣の截金文様や鮮やかに残る彩色も美しく、眼福でした。
・如意輪寺からのお出ましと言えば、秘仏ご本尊・如意輪観音坐像を拝観できたこと!本当に素晴らしくて思わず合掌いたしました。
・美しいものといえば、春日大社から「桜花流水図屏風」↑や
勝手神社の勝手明神坐像など↓も美しく、云われや解説などで知識を頭に入れることなく美しいものに心和んでおりました。
展覧会は6つの章で構成されていて
『第一章』伝説の地 吉野ー役行者と蔵王権現に出会うー
『第二章』金峯山をめざしてー藤原道長の埋経ー
『第三章』ひろがる信仰世界ー修験者・縁起・曼荼羅ー
『第四章』後醍醐天皇 吉野へー山上の新政権ー
『第五章』豊臣秀吉 華の宴』ー神木の桜花に謡うー
『第六章』近世近代の吉野と奈良
特に第六章では明治の神仏分離の政策から仏像を守ってきたことや、その仏像を集めて安置した堂舎の修理に私財を投じた近藤友右衛門という名古屋の実業家のことや、その寄進の礼として百体あまりの仏像が吉野を離れて近藤氏に譲渡されたことなどを知ることができました。
近藤氏に渡ったその中の何点かの神像・仏像がこの展覧会に出陳されていて、吉野・大峯からお出ましの神仏と百年余りの時を超えてこの奈良博の会場で相まみえることも、何だか凄いことですよね。
近藤氏に渡ったその中の何点かの神像・仏像がこの展覧会に出陳されていて、吉野・大峯からお出ましの神仏と百年余りの時を超えてこの奈良博の会場で相まみえることも、何だか凄いことですよね。
最後のお部屋にはロサンゼルスのカウンティ美術館から里帰りの蔵王権現像!こちらだけ撮影可でした。
写真ではわかりにくいですが、桜をかたどった冠飾りを頭上につけてらっしゃいます。このお部屋の背景は文楽「義経千本桜」の美術担当さん制作で、吉野山の満開の桜!
とにかく素晴らしい展覧会でしたので、是非お出かけください。
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「神仏の山 吉野・大峯ー蔵王権現に捧げた祈りと美ー」
会場:奈良国立博物館
会期:2026年4月10日(金)~6月7日(日)
休館日:毎週月曜日(但し4/27・5/4は開館)
開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
公開講座についてはこちら★を参照ください。
会場:奈良国立博物館
会期:2026年4月10日(金)~6月7日(日)
休館日:毎週月曜日(但し4/27・5/4は開館)
開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
公開講座についてはこちら★を参照ください。







