2026年4月21日火曜日

文楽「菅原伝授手習鑑」鑑賞

昨年の4月に「文楽」って面白いなぁと、しっかり鑑賞し始めてちょうど一年が経ち、今年もまた国立文楽劇場へ行ってまいりました。

4月公演の演目は一部・二部が「菅原伝授手習鑑」、三部が「二人禿」と「ひらかな盛衰記」で、三部を通しで一日で鑑賞。休憩時間に、資料展示室の展示を見たり、お弁当を食べたり、図録を隅から隅まで読んだりして、ひがな一日を劇場で過ごすのも楽しいことでした。

「文楽の世界へようこそ!」
奈良から近鉄電車でわずか30分ちょっとで、こんなに素晴らしい世界に誘われるなんて贅沢ことですね。
「ひらかな盛衰記」では、勘十郎さんの迫力に圧倒されて、長時間鑑賞の疲れも吹き飛びました。
観劇という普段と違う時空に身を置くだけで、心身がリフレッシュされるのだから、仕事が忙しいからとか言い訳せずにこれからも臆せず出かけていかなければと思いました。

資料展示室の「文楽と3の秘密」もよかったですよ。

「三業」「三味線」「三人遣い」など、人形浄瑠璃文楽には「3」という数にまつわる特色や慣習がたくさんあり、「菅原伝授手習鑑」も、「三つ子」の兄弟の運命を描く「三大名作」の一つで、「3」に何かと縁のある演目。そんなところから「3」というキーワードを通して見えてくる文楽の多様で奥深い魅力が紹介されていて、こういう切り口も面白いと思いました。

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そして「入江泰吉記念奈良市写真美術館」では『入江泰吉の昭和 大阪時代の文楽』が7/5まで開催中です。これも見にいかなければ!