龍谷ミュージアムで開催中の「真如堂の名宝」展を観に京都まで出かける折に、せっかくならとまだ参拝したことのない真如堂へも足を延ばしました。
紅葉の名所として名高い真如堂。ちょうど今は青楓が美しい季節。境内の楓が秋にはどれほど美しく錦を織りなすのだろうと、その様子を想像しながら総門から本堂へ参道を進みます。
途中、青紅葉に包まれる三重塔を見ながら
本堂の前には大きな菩提樹の木、蕾がいっぱいでした。
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では、本堂の中へ。写真はありませんが、七間四面総欅の大変立派な本堂の中の外陣は拝観自由で、拝観時間内ならいつでもお参りできるという、二月堂のような大らかさにまず驚き、ご本尊様の正面にて手を合わせます。
元三大師のおみくじがあるのに気がついて引いて見ましたら大吉でちょっと嬉しかったこと。
ご本尊の阿弥陀如来立像は年に一度11/15にのみご開帳されます。
紅葉には少し早いそうですが、いつかはお参りしたいものです。
元三大師のおみくじがあるのに気がついて引いて見ましたら大吉でちょっと嬉しかったこと。
ご本尊の阿弥陀如来立像は年に一度11/15にのみご開帳されます。
紅葉には少し早いそうですが、いつかはお参りしたいものです。
本堂内の外陣は参拝自由ですが、左手の受付で拝観料を納めると、内陣、そして庭園や書院を拝観することができます。
今回、龍谷ミュージアムの展示に合わせて、真如堂内陣では『三井家の肖像と念持仏』が特別展示されていました。
真如堂が三井家の菩提寺であることも今回の展覧会を通して知ったことでした。
三井北家2・3代の木像、3~8代までの当主と夫人の掛け軸。
念持仏は、鬼子母神と十羅刹女、毘沙門天 吉祥天女・善膩師童子、九曜星曼荼羅、愛染明王、勢至菩薩・観音菩薩・将軍地蔵の印籠厨子、弁才天と十五童子像、中山鬼子母神、妙見菩薩(妙見大士)、七面尊、午頭天皇、三面大黒天、摩利支天、荼枳尼天で、小さい御像は2センチほどですが、とても見応えがありました。
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このあと、書院と庭園をご案内いただきながら拝観しました。
このあと、書院と庭園をご案内いただきながら拝観しました。
東山三十六峰を借景とした枯山水「涅槃の庭」
北を枕にして横たわるお釈迦様とそれを取り囲む仏弟子や生類を石組みで表し、ガンジス川の流れを白砂で描き出しています。
生け垣の向こうには、比叡山や大文字山を含む東山三十六峰。
大文字山をズームで撮ってみました。
北を枕にして横たわるお釈迦様とそれを取り囲む仏弟子や生類を石組みで表し、ガンジス川の流れを白砂で描き出しています。
生け垣の向こうには、比叡山や大文字山を含む東山三十六峰。
大文字山をズームで撮ってみました。
もう一つのお庭はモダンな「随縁の庭」
重森三玲の流れを引く重森千青氏が2010年に設計した庭園で、三井家の四つ目の家紋が印象的に配置されています。
書院の襖絵もそれぞれ素晴らしいものでした。
作庭家によって造られた庭ではない、境内の庭も手入れが行き届いていて、凛とした佇まいを感じます。
本堂正面から総門の方を見ると、遠く向こうに愛宕山が見えました。
重森三玲の流れを引く重森千青氏が2010年に設計した庭園で、三井家の四つ目の家紋が印象的に配置されています。
書院の襖絵もそれぞれ素晴らしいものでした。
作庭家によって造られた庭ではない、境内の庭も手入れが行き届いていて、凛とした佇まいを感じます。
本堂正面から総門の方を見ると、遠く向こうに愛宕山が見えました。
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後輩がお寺の息子さんと学生時代に知ってから、半世紀も真如堂というお寺に親しみを抱いているのに一度も行ったことがなかった私。
この機会に是非行かなければと、京都行の近鉄電車の中からメールをしてみると(ちょうど10年前にフェイスブックで繋がり、その時以来のメッセージのやり取りです)、「是非お越しください」とすぐにお返事があり、初めて訪問させていただくことになりました。
受付にて取次ぎをお願いすると「貫主さん」とおっしゃるではないですか。
本堂の立派なことやたくさんの塔頭があることも初めて知り、HPさえ見ないで来てしまった、あまりの不勉強さに恥じ入るばかりですが、大学卒業以来の再会となる後輩は穏やかな人となりの方で、有難いご縁をいただきました。
そして私が伺った2日後に奈良博に行く予定だそうで、10年越しの「いつか伺いますね」という口約束を果たすべく、強引に奈良倶楽部に立ち寄っていただき旧交を温めたのでした。
竹内純照貫主さま、奥様、どうもありがとうございました。
真如堂HP→★











