2025年6月15日日曜日

6月7月の奈良倶楽部「梅雨の割引きプラン」

奈良博「超 国宝」展も今日で閉幕。 会期中はたくさんの方にご宿泊いただきましてどうもありがとうございました。

賑やかだった奈良倶楽部も少し落ち着いて、今日から6/20の15時まで、しばらくお休みをいただきます。

期間中のご予約メールは通常通りお受けいたします。
お電話にはすぐに出られないと思いますが、携帯電話(090-9253-5387)に掛けていただくと着信記録が残りますので、後ほどこちらからお返事させていただきます。

メールも電話も返信に少し時間がかかってご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

また6/26から7/18のご宿泊までは、平日は通常料金の1100円割引き、休前日は平日料金になる「梅雨の割引きプラン」が始まりますので、この機会にどうぞご利用くださいませ。

2025年6月14日土曜日

「奈良・西ノ京ロータスロード」関連企画

今年も西大寺・喜光寺・薬師寺・唐招提寺の4つのお寺で蓮の花を巡る「奈良・西ノ京ロータスロード2025」が始まりました。

今年は4ヶ寺の他に、奈良文化財研究所も協力して平城宮跡資料館 で西ノ京の4ヶ寺の歴史や発掘調査のパネルを展示されるほか、奈文研の中庭でも蓮の花を見ることができるそうです。

「奈良・西ノ京ロータスロード2025」についての詳細はHPを参照していただくとして、ブログではツアーや体験などの関連企画をご案内いたします。

◆6/21・7/13「唐招提寺・茶がゆ体験」
場所:唐招提寺
集合時間:7:30唐招提寺南大門集合~9:30解散
内容:早朝参拝や蓮観賞、勤行、朝がゆ体験
参加費:3000円(別途拝観料)
申込:こちらから→(定員20名)
※要事前予約(当日参加不可/予約は7日前締切)

◆6/28「西大寺・拓本体験」
場所:西大寺
集合時間:9:00西大寺東門集合~11:30頃解散
内容:拝観、法話、蓮観賞、古代瓦(レプリカ)の拓本体験
参加費:2000円(別途拝観料)
申込:こちらから→(定員10名)
※要事前予約(予約は7日前締切)

◆6/29「四ヶ寺を巡るロータスロード」
場所:西大寺→喜光寺→唐招提寺(昼食)→薬師寺
集合時間:7:00西大寺東門集合~15:00頃薬師寺で解散
内容:四ヶ寺を巡るウォーキングツアー。各寺では僧侶による案内も。
   ※約6km歩きます。
参加費:8000円(拝観料・昼食代含む)
申込:こちらから→(定員20名)
※要事前予約(予約は7日前締切)

◆7/5「喜光寺・写真教室」
場所:喜光寺
集合時間:8:00集合~11:30頃解散
内容:撮影会 、拝観、法話、写真選定、講評
参加費:2000円(別途拝観料)
申込:こちらから→(定員20名)
※要事前予約(予約は7日前締切)

◆7/6「薬師寺・写真教室」
場所:薬師寺
集合時間:8:00 北受付け集合~11:30頃解散
内容:撮影会 、拝観、法話、写真選定、講評
参加費:2000円(別途拝観料)
申込:こちらから→(定員20名)
※要事前予約(予約は7日前締切)

※「ロータスロード・フォトコンテスト」も開催されています。
詳細はこちらから
※各寺の開花情報はこちらから
※ブログ内画像は2021年頃に撮影したものです。

2025年6月13日金曜日

近況のことなど*

奈良博「超 国宝」展も明日明後日で閉幕……。
奈良倶楽部は最終日の日曜日を休館日にしているので、国宝展観覧のお客様をお迎えするのは明日の土曜日が最後になります。
この2ヶ月近く、多くのお客様方と展覧会を話題に楽しい時間を過ごさせていただき、どうもありがとうございました。 

奈良俱楽部ラウンジスペースのテーブルの上には・・・
奈良博だけでなく、大阪市美の「日本国宝展」、京博の「日本、美のるつぼ」展の図録を会期中に並べていました。
この図録も明後日で図書室に移動することになりますが、朝食前の時間などに、こんなに熱心に図録をご覧いただいた展覧会もそうそうないかもしれません。 

「華厳五十五所絵巻」の予習にいいですよとお薦めいただき購入した「新・善哉童子 求道の旅」。 「超 国宝」展で感動したので、会期が終わってからでもゆっくり読んでみたいです。
ちなみに「華厳五十五所絵巻」は4年前に東大寺ミュージアムで拝見していたのですね。森本長老の善哉童子の講座も聴講せずにきてしまいましたが、今からでも遅くないかな・・・。(次回は9/27)



 一緒に並べている「ひととき」には倉橋みどりさんの文章が、「Discover Japan」には三浦雅之さん陽子さんの特集記事が掲載されています。 

さて、図書室から取り出してきたこの本は、今話題沸騰の映画「国宝」の原作2冊。読み始めたら、あまりに面白くて一気に一日で2冊を読み終えたと、2019年1/19のpostに書いてありましたが、悲しいかな、6年経ってあらすじの細部を忘れてしまっています。
ただとにかく夢中になるくらい面白かった記憶は残っているので、早く映像の世界に浸りたいものです。←目下のお楽しみの一つ。 


先日「上村松園」展を見て読み始めた宮尾登美子作「序の舞」。
写真は、実家の和室での一コマ。寝る間も惜しんで夢中で読んでますが、6年前のように一気読みができるほど視力体力気力が揃ってないなぁと。でも物語の世界はいいですね。 現実の世界から飛び立って未知の世界へ旅する一つの手立てかなと思います。

そんなこんなで、国宝展のおかげで大変忙しくさせてもらって、もう一度国宝展に伺いたいと思いながらも時間を取れずにいます。
落ち着いたらあれもこれもと、楽しみなことを思い浮かべながら、とりあえずは6月15日から19日までまとまったお休みをいただいています。
(お休み中はブログの更新もお休みになりますがInstagramは時々更新しているかもしれません)よろしくお願いいたします。

2025年6月12日木曜日

「赤膚焼 香柏窯」尾西宏紀*作陶展

お花のお稽古でお世話になっている 貸町家「木屋」で
今日から始まった「赤膚焼 香柏窯」尾西宏紀さんの作陶展。

DM写真に心惹かれて初日に行ってきました。

こちらは、赤膚焼の名工奥田木白の、奈良絵の原型といえる大和画を写した水指と、薬師寺東塔基壇土に薬師寺の花会式を中門から見た景色を描いたお茶盌で、実際に拝見するのを楽しみにしていました。

奈良絵は素朴で温かみがあっていいですね。


お花を生けるのにどれがいいかなと、つい花器にばかり目が行くのですが、茶器や酒器だけでなく、湯呑やお茶碗やマグカップなどの普段使いの器も多く、そのほとんどが薪窯焼成の一点ものとなっています。





絵付けに遊び心もあって、探して見つけるのもまた楽しいのです。

お隣の「ギャラリー艸小路」では、尾西宏紀さんの作品もたくさん置いてありますので、こちらも是非覗いてみて下さいね。

「赤膚焼 香柏窯」尾西宏紀*作陶展
会期:6/12(木)~6/16(月)11:00~17:00(最終日15:00まで)
会場:貸町家「木屋・KIYA」
お隣の「ギャラリー艸小路」も会期中は全日営業されています。

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そして会場の反対側のお隣のジェラードのお店「CINIチニ」が開いていましたので、初めて入ってみました。


お花のお稽古日とこちらの定休日が重なって、今まで外から覗くだけだった(笑)のが、ようやくお店の中でジェラードをいただけて嬉しかったこと。(甘さ控えめでとっても美味しかったですよ)

2025年6月11日水曜日

6/14「大和川の舟運から知る奈良」

毎月一度の「奈良のトビラ」マンスリーイベント。 毎回、参加したい内容のイベントですが、土曜日という忙しい日に重なることもあって、中々参加できずにいます。6月も時間が取れずにいますが、お時間のある方は是非!

6月の「奈良のトビラ」マンスリーイベントは今週末に開催。 Web メディア「奈良、旅もくらしも」で 大和川のことを連載されていた岡島永昌さんによる「大和川の舟運から知る奈良」のお話です!


奈良盆地と大阪を結ぶ大和川は、江戸時代には両地の物流を支える重要な水路として機能していました。今からは想像もつきませんが、大和川を何艘もの船が行き交い、多くの物資を運んでいたのです。本講演では、Web メディア「奈良、旅もくらしも」で連載中の「大和川がつなぐ」の内容をもとにしながら、著者である岡島永昌氏が大和川の舟運に関わった人びとやゆかりの場所、そして、舟運から知れるあんな奈良やこんな奈良を様々にご紹介します。

「大和川の舟運から知る奈良」 講師:帝塚山大学 文学部日本文化学科 准教授 岡島 永昌氏 開催日時:6/14(土) 14:00 ~ 15:30 会場:平城宮いざない館多目的室 参加費:500円 申込:こちらから (事前予約なしの当日参加も可)
「奈良、旅もくらしも」連載中の岡島さんの「大和川がつなぐ」はこちら

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ご存じの方もいらっしゃると思いますが、私もこのwebメディアに連載をしていて、いつの間にか筆を折ってしまっていたのです。 これは私の悪い癖ですが、最後まで完走することなくうやむやにしてしまっていることたくさんあります。 連載の最後を久しぶりに読んでみて、続きがあるような思わせぶりなことを書いていましたね。(できればまた書いてみたいという気持ちはあるのですが)

2025年6月10日火曜日

6月のお出かけ情報③~後半の伝統行事案内

 6月後半のお出かけ情報です。

◆6/16 14:00~ 當麻寺中之坊中将姫髪供養会・諸願祈祷祭
髪供養は、天平宝字7年6月15日に剃髪した中将姫様が 
翌日16日その髪をもって阿弥陀三尊の梵字を刺繍して
阿弥陀如来への感謝を表現したという故事に基づき、
髪に感謝を込めて供養し、諸願成就を願う祈願祭です。
参拝者は自身の頭髪を少し切り半紙に包んで持参すれば、
14時より行われる法会にて供養され髪塚に収められます。
問合せ:0745-48-2001

◆6/16・6/17 率川神社三枝祭-ゆり祭-
・6/16  正午頃 ささゆり奉献祭  15:00~宵宮祭
・6/17 10:30~神事 
・6/17   13:15~七媛女・ゆり姫・稚児行列(市内巡行・約2時間)
・6/18 10:00~後宴祭 16:00~奉納演芸
問合せ:0742-22-0832

◆6/17 10:30~漢國神社「鎮華・三枝祭」
清和四條流式包丁儀式奉納
問合せ:0742-22-0612

◆6/23 8:00~16:00 大安寺 「竹供養」と「ガン封じの祈祷法要」
14:00~竹供養の儀(虚無僧お練り、本堂法要・献曲、竹林加持)
当日は駐車場の利用ができません。公共交通機関でお出かけ下さい。
問合せ:0742-61-6312

◆6/25 菅原天満宮 10:00~「誕生祭」11:00~「鷽替え神事」
問合せ:0742-45-3576

◆6/25 10:00~ 大神神社「御田植祭」
問合せ:0744-42-6633

◆6/25 11:00 談山神社観音講祭
問合せ:0744-49-0001

◆6/30 13:00~ 石上神宮「神剣渡御祭本宮祭(でんでん祭)」
問合せ:0743-62-0900

◆6/30「夏越の大祓い」
春日大社(15:00)・大神神社(15:00)・橿原神宮(15:00)
談山神社(15:00)・大和神社(17:00)・石上神宮(17:00)
率川神社(6/22~7/6まで茅の輪を設置しています)

2025年6月9日月曜日

元興寺塔跡*6月の特別拝観日

紫陽花が見頃を迎える元興寺塔跡。
6月の特別拝観日は、14日(土)15日(日)21日(土)
拝観時間は10:00~16:30です。

奈良博「超 国宝」展(会期は6/15まで)に出陳の「八雷神面」の護符版木が本堂で展示されていて、護符の授与もされています。
この機会に是非お参りくださいませ。

2025年6月7日土曜日

8/3「早朝散歩」ツアー開催します*

今年も「ちとせなら」主催の早朝散歩ツアーを、8/3にご案内させていただくことになりました。

ツアーの詳細と申込受付は6月中旬頃に「ちとせなら」さんよりご案内がありますが、早朝出発のため前日泊をされる方のために、8/2(土)の宿泊予約は早朝散歩に参加申込される方のみ受付しています。

※「ちとせなら」ツアーには宿泊者でなくても参加いただけます。
※また奈良俱楽部以外の定宿にお泊りの方も大歓迎です。

早朝に撞かれる二月堂の鐘の音を聴くところから始まるツアー。

朝早くの奈良の空の美しさ・・・夜明け前のBlue hourから偶々見られるかもしれない朝焼けの空、真っ赤に焼けてなくてもほんのり薄くピンク色に染まる空の色・・・
そして陽がのぼってくると、朝の清らかな光が木々の瑞々しい緑に射し込んで、清々しく凛とした空気が奈良の朝の素晴らしさを伝えてくれるのです。

ちょっとした小ネタもあり、東大寺の歴史の重みの中では「こぼれ話」となるようなことも知っていると楽しいのではと、早朝の自然豊かな東大寺境内をご案内させていただきます。


「ちとせなら」からご案内が出ましたら、こちらでお知らせ致します。
夏の朝の早い時間からのツアーですが、どうぞよろしくお願いします。

2025年6月5日木曜日

「超 国宝展」週末開館時間延長のお知らせ

連日多くの方が来場され、入場までかなりの待ち時間ができている「超 国宝展」。会期終盤の混雑緩和のため週末開館時間が延長されると発表がありました。

6/7(土)6/8(日)6/13(金)6/14(土)6/15(日)の
開館時間を午後7時まで延長(最終入館は午後6時まで) 
上記日程の開館時間:午前9時30分~午後5時→午後7時に変更

午前中から午後3時頃までは入場待ち時間や会場内の混雑が予想されます。夕方の時間帯もご活用ください。
チケットの事前購入はコンビニや近鉄主要駅でも購入可能です!

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奈良国立博物館開館130年記念特別展「超 国宝ー祈りのかがやきー」
会期は6/15(日)まで・6/9(月)は休館日です。
ブログ内鑑賞記はこちら→前期展 / 後期展

2025年6月3日火曜日

母子鹿の一般公開

6/1より「母子鹿の一般公開」が始まりました。


開催期間:6月1日(日)~7月14日(月)期間中無休
時間:10時~16時
場所:鹿苑(鹿苑改修中につき見学通路から見ることができます) 
雨天決行・荒天の場合中止
料金 : 無料 ※鹿苑協力金100円程度(任意)
今年生まれたばかりの可愛い子鹿の様子をぜひご覧ください。 
6月は天然記念物「奈良のシカ」の愛護月間です。
子鹿を見かけても近づかないでください。
人のにおいがつくと、母鹿が育児放棄するおそれがあります。

また、母鹿は母性本能が強く気が荒くなっており子鹿に近づくと攻撃してくることがあります。奈良公園で子鹿を見かけても近付かず、離れた場所から見守ってくださいね。

2025年6月2日月曜日

「初夏のPONTE DE PIE!靴下展」工場跡

 ご近所の工場跡さんの工場跡倉庫で「ポンテデピエ」展。

今回は初夏に開催ということで、ポンテさんの夏用の靴下を中心に、いつもの定番靴下も並んでいます。
真夏でも蒸れずにシャリっとした履き心地にこだわったPonteの靴下。
秋冬用の定番デザインの靴下も明るい配色で夏らしい爽やかさ↓
新色のペパーミントグリーンが可愛い↑

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今回もワンコのお散歩がてらのお買い物で、オーナーの喜多さんにココとのツーショットを撮ってもらいました。



私がカメラを構えると目線を外すくせに、何故か喜多さんには秋田犬らしいポーズを取っています。

帰り道、大仏池の畔も緑が深くなってきました。

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「PONTE DE PIE」展
期間:2025年5/30(金)~6/2(月)と6/6(金)~6/9(月)
※6/3(火)~6/5(木)はお休み
営業時間:11:30~17:00
場所:工場跡事務室隣の工場跡倉庫 WareHouse
※カフェの方は期間中の金・土・日が営業日です。
 (金曜日11:00~18:00・土日曜日8:30~17:30)
※「PONTE DE PIE」展会期中の6/5と6/9はカフェの営業お休みです。

2025年6月1日日曜日

6/1「依水園」開園記念日

当日のお知らせになってしまいましたが
本日6月1日は「名勝 依水園」の開園記念日です。



開園記念日には、広く皆様に親しんでいただきたいと特別料金で入園していただけます。(500円/普段は1200円)庭園の青紅葉が美しい季節、是非この機会にお立ち寄りくださいませ。

また開園記念イベントとして「美風流煎茶席」が設けられます。
会場:依水園内、三秀亭
参加費:お一人2000円 (別途入園料500円)
茶席時間:10時〜 11時〜 12時〜 13時〜 14時〜 15時〜 の6席

2018年にたまたま参加した時の様子→
煎茶席がとても楽しかったことを懐かしく思い出しています。

上の画像3枚はその時に撮影したものです。
青葉だけでなく睡蓮や菖蒲の花も咲いていました。