2025年7月11日金曜日

夏の朝*

しっとり雨の季節を味わうこともないまま梅雨明けして、真っ青な空が清々しい奈良の朝。
7月11日、いつの間にか7月も3分の1が過ぎようとしています。
毎日のうだるような暑さに熱中症を心配してお家でゆっくり過ごしていましたが、早朝散歩まであと3週間ほど!
コースの見直しや追加したいこともあったので、今朝は早起きして3時間ほど歩いてきました。

 まずは二月堂目指して・・・

こんなところに隠れて母鹿を待ってる子鹿。
お母さん早く帰ってきてほしいよね。

大仏殿参道、五百立神社と真言院辺りに休憩用の椅子が並んでました。 

鏡池南側にも休憩スペースを作っていました。
これはひょっとして、ところ構わずどこにでも座る人々に、座るならこちらでどうぞと案内するために作られたスペースかなと。(それにしてもどうしてどこにでも座るのでしょうか?先日お参りした春日大社も御本殿前や水谷神社前の参拝するところにも座っている団体さんありで、文化の違いに戸惑いました)

東塔跡で見かけた母子鹿

三社橋で見かけた子鹿ちゃん
三社池西側の畔にもたくさんの鹿たち。

そして南大門
空の蒼さが印象的。
今日は本番の日より1時間遅く出発したので、この辺りで7時半です。
きらきらと明るい陽射しが降りそそいでいますが、まだ汗もかかずに気持ちよく歩けます。
こちら↑は、西塔跡から中門堂池に下りるあたりで母子鹿。この辺りにマルミノヤマゴボウが生えていて、すっかり紅くなってました。

中門堂池の北側に湿地があって、鹿達の水飲み場になっています↑

戒壇院への道、この辺りにも母子鹿。
戒壇院から北側に下りる石段のところには青栗たわわ。 


正倉院北側の塀の中に夏藤が満開でした。
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朝の早い時間は日陰も多くて気持ちのいいお散歩ができました。
ゆっくり歩いて東大寺境内の隅から隅まで楽しんでいただければと思います。

帽子、タオル、お水は必需品ですが、途中に何か所か自動販売機もあり。当日は歩きやすい靴でお越しくださいませ。

2025年7月10日木曜日

7月のお出かけ情報③~後半の寺社伝統行事

 7月後半の寺社伝統行事のご案内です。


◇7/16 19:00頃  鴨都波神社 夏祭り「すすき提灯献灯献灯行事」
問合せ: 0745-62-2176

◇7/16~7/17 天河大辨財天社「例大祭」   
7/16 19:00〜宵宮祭 
7/17 10:00〜大祭神事  採燈護摩 能楽奉納
問合わせ:0747-63-0558
※参列は事前予約制で7/10が締切でした。

◇7/17 18:30〜 法華寺「蓮華会式」  
本堂前の茅の輪をくぐり、夏の厄除け祈願をする法要。
問合せ:0742-33-2261

◇7/19 14:00〜 元山上 千光寺「きゅうり加持」
問合せ: 0745-45-0652

◇7/19  14:00~20:00  往馬大社「銀河祭」
問合せ: 0743-77-8001

◇7/20  19:00~  高鴨神社「献灯祭神事」
問合せ:0745-66-0609

◇7/20 11:00〜 西大寺「饒益坊忌にょうやくぼうき」
問合せ:0742-45-4700

◇7/23 15:00~  西大寺「奥の院 地蔵会式」
問合せ:0742-45-4700

◇7/23 16:00~ 伝香寺「地蔵会 着せ替え法要」  
裸のお地蔵さんとして知られる秘仏地蔵菩薩立像が本堂内で特別公開されます。衣の着せ替えは何よりの供えとして興福寺の妙法尼が母の菩提を弔うため1228年より始められました。
問合せ: 0742-22-1120
※状況によっては一般参拝は堂内人数制限になる可能性あり。

◇7/23 17:30~ 福智院「地蔵盆」
問合せ:0742-22-1358

◇7/23 18:00~20:00 十輪院「地蔵盆」
本堂の軒下に多数の提灯を吊るし堂内を照らします。
問合せ:0742-26-6635

◇7/23 14:00~ 當麻寺「蓮華会と写仏会 」
中将姫が當麻曼荼羅を織り上げた日に因み、曼荼羅完成を祝う行事。
中之坊写仏道場の當麻曼荼羅の前で、伝統の法会が営まれます。
美しい絵天井の下で、蓮華法会のゆるやかな声明・読経の声を聞きながら写仏をすることができます。
問合せ: 0745-48-2001

◇7/23・7/24  帯解寺「子安地蔵会」 
7/23  19:00〜紅白の岩田帯練供養
7/23・24 19:30〜理趣三昧大法要厳修
本尊の子安地蔵は鎌倉時代の寄木造。(重要文化財)
問合せ:0742-61-3861

◇7/24 8:00~ 東大寺知足院「地蔵会 」

 ◇7/24 18:00 法隆寺「東院地蔵会」
伝法堂が特別開扉されて法要が行われます。
法要は30分程、その後20:00まで特別開扉されています。
問合せ:0745-75-2555

◇7/26 17:00~ 吉野神宮「夏越大祓神事」
問合せ:0746-32-3088
※茅の輪くぐりは7/26~7/27の2日間(9:00~20:00閉門)

◇7/28 8:00~ 東大寺「解除会げじょえ」 
大仏様の前に茅草で作った約2mもの茅の輪が設けられ
東大寺の僧侶がこれをくぐって 
盧舎那仏に夏越しを祈る法要が行われる。
法要は8:00~9:00
茅の輪くぐりは8:00~、一般参拝者9:00〜
問合せ:0742-22-5511
2014年の様子はこちら→★ ★

◇7/28 11:00〜 元興寺「肘塚不動尊供養」
問合せ: 0742-23-1377

◇7/28 畝傍山口神社「でんそそ祭」
10:00から神事/夕方に夏期大祭
問合せ:0744-22-4860

◇7/30・7/31 綱越神社 「おんぱら祭」
7/30 16:00〜宵宮祭斎行 
7/31 10:00〜例祭斎行 
※今年は奉納花火が中止になります
問合せ:0744-42-6633

◇7/31 19:00〜 高鴨神社「夏越の大祓い」
茅の輪くぐりは終日。
問合せ:0745-66-060 

2025年7月9日水曜日

「正倉院 THE SHOW 」

 大阪歴史博物館で開催中の「正倉院 THE SHOW 」を見てきました。

意外に奈良から近いのですが、大阪歴史博物館は初めて来ました。
この展覧会では、実物ではできない新たな切り口で正倉院宝物が紹介されています。(※本物の正倉院宝物は展示されていません)

再現模造というと、本物を見ている者からすると少し低く見てしまいがちですが、ここに出ているものは、本物と同じ素材を使って奈良時代の技法で甦させた宝物たち。
宮内庁正倉院事務所監修のもと、宝物本来の姿を精緻に再現した再現模造の宝物たちの豪華絢爛、美しかったこと!

宝物を360度からスキャンして取得された高精緻な3Dデジタルデータに演出を加えた映像を大スクリーンで上映されているのですが、これがもう圧巻!

動画の一部を写真撮影したものですが・・・





肉眼では捉えにくい宝物の細部や質感!
正倉院宝物の世界に没入して耽美な世界を味わう幸せな時間でした。

でもただ美しいだけのものを紹介しているのではなく
「勅封」のコーナーでは、勅封という制度が、1250年以上宝物を守り継ぐというゆるぎない意志の象徴だということを紹介されていますし

正倉院宝物のある奈良はシルクロードの終着点ともいわれていますが
ペルシャ・中国・インドなどの様々な文化がシルクロードを通じてもたらされ、日本の職人に大いなる影響を与えたことも紹介。それは東西文化の融合による独自の美の創造だったと。

そして、その美を生み出している高度な技法、「螺鈿」「木画」「撥鏤」などが映像で紹介されていました。

再現模造の宝物はどれも素晴らしかったです。





最新の研究成果からよみがえった蘭奢待の香りも嗅ぐことができます。

なんとなく「バニラ」のような印象をもちましたが・・・。
今年の正倉院展で「蘭奢待」が出陳されますので、香りの体験ができればいいですね。

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「正倉院 THE SHOW 」大阪展
会期:6/14~8/24
時間:9:30~17:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:毎週火曜日(但し8/12は開館)
※「正倉院 THE SHOW 」東京展は9/20~11/9、上野の森美術館で。
正倉院展の予習復習に楽しめると思います。

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帰りは近くのお蕎麦屋「守破離」で、そして前に飼っていた犬の名前と同じパン屋さんへも寄り道して・・・
とんでもなく暑い一日でしたが、大阪谷町4丁目あたりを半日楽しんできました。

2025年7月8日火曜日

今年の正倉院展は10/25~11/10開催

 令和7年の正倉院展の会期が発表になりました。

「第77回正倉院展」
会期:10月25日(土)~11月10日(月)※期間中無休
時間:8:00~18:00(金土日祝は~20:00/入館は閉館の60分前まで)
会場:奈良国立博物館
観覧方法:今年も日時指定券を販売予定/詳細は8月下旬に発表

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さて今年の出陳物ですが「黄熟香(蘭奢待)」がお目見えします!
「天平宝物筆」や「鳥毛篆書屏風」「瑠璃坏」「平螺鈿背円鏡」など、先日見に行った「正倉院THE SHOW」で紹介されていた宝物も出陳されるので楽しみです。

関連イベントや観覧情報も8月下旬にお知らせがあるようなのでまたご案内いたします。
先日見に行った「正倉院THE SHOW」のブログ記事はこちら★

奈良俱楽部のご予約も、10月11月の2か月分は8月1日から受付いたしますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

2025年7月6日日曜日

「きたまちといろ」終了のお知らせ

 
すでにSNSなどでお知らせがありましたが
2021年から4年間開催してきた『きたまちといろ』は昨年2024年度をもって終了し、実行委員会も解散することを決定いたしました。

私は「といろランタン」を中心に実行委員に名を連ねておりました。
『きたまちといろ』開催初年度から次年度は、とにかくランタンを数多く制作しなければと、多くの皆様のご協力のもと、イベント当日までに形にしていったことや、当日のランタン設置や片付けもたくさんの方々の協力で成し遂げられたことなどが懐かしく思い出されます。

奈良俱楽部でもワークショップを開催し、東京の「奈良まほろば館」でのWSにも多くの奈良ファンの方、奈良俱楽部のお客様方が参加して下さいました。

これまで開催のたびにご協力・ご尽力くださった皆様、本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます。

今後は、これまで培われた繋がりを続けながら情報を共有し、それぞれが独自の活動をきたまちで展開していくことになります。

『きたまちといろ』で開催してきた出店イベントなどは、『きたまちといろ』とは別のイベントとして開催していくことになります。

また、この4年間で生まれた約1000個の「といろランタン」については、新たに会を設立し、保存と活用を進めてまいります。
ランタンの活用は、ワークショップ開催と併せて継続します。

そして早速ですが、7月13日にはきたまちの祇園社で宵宮市があり
新しくなった拝殿に「といろランタン」を灯します!

美味しいスイーツやお弁当、そして素敵な雑貨も、きたまちに由縁のあるお店が並びます。是非遊びにいらしてください。

また、8月3日13:30より、きたまちの若草公民館で小学生対象の「といろランタン」ワークショップを公民館主催で開催し、私も講師で出動いたします。
要申込(申込締切は7/23)、詳細はこちらから→★

『きたまちといろ』は終了しましたが、今後も「といろランタン」や出店イベントに関しての情報はお伝えしていきますので、どうぞよろしくお願い致します。

2025年7月4日金曜日

春日大社「究極の国宝 大鎧展」

春日大社国宝殿で7/5から開催の特別展「究極の国宝 大鎧展」。
前日の内覧会に行ってきました。 


鎧兜や甲冑については、恥ずかしながら専門的なことは何も知らなくて、でも「国宝」好きで、美しい工藝品は貪欲に目に焼き付けたいという思いから、たっぷりじっくり鑑賞させていただきました。

内覧会でご挨拶があった花山院宮司のお話や、入場までの待ち時間に学芸員の方から説明もあり、この展覧会の凄さを予備知識として頭に入れました。

まず全国の国宝甲冑類の半数の9領が集結する空前絶後の大鎧展だということ。
中でも春日大社の国宝《赤糸威大鎧(竹虎雀飾)》と青森県・櫛引八幡の国宝《赤糸威鎧(菊一文字の鎧兜)》が通期60日間に渡って史上初めて並列展示されること、もう今後その機会はないのではと言われるくらい貴重な展覧会。

また、南朝再興を願いながら、1457年に暗殺された「自天王」(尊秀王、北山宮)の遺品とされる川上村所蔵の「 縹糸威筋兜はなだいとおどしすじかぶと 」(重文)が、7/19〜21と8/28〜9/7の期間限定で公開されるのも話題になってます。

学芸員の方は、豪華絢爛な飾金物の超絶技巧の素晴らしさを是非見てくださいとお薦めされていました。
特に竹虎雀と菊一文字の彫金の繊細さやデザイン性など。
長寿の印の菊は小さくて丸くて一つとして同じものがなく、また春日大社が持つもう一つの国宝の梅鶯の飾金物は竹虎雀よりも繊細だとか、義経伝来の籠手の蝶の羽のデザインの繊細さなどを見所として教えていただきました。
会場では割と至近距離でじっくり鑑賞でき、本当に眼福の数々で、鎧の名品で歴史が辿れるといっても過言でない展覧会でした。

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国宝殿1階は写真撮影可のエリアで 
こちら↑は「屋島合戦図屏風」義経の鎧兜姿を見ることができます。
凸版印刷制作の3D映像↑からは、竹虎雀の肉眼ではわからないようなところも見ることができます。
江戸時代に甲冑師に描かせた「春日社宝倉鎧四領図式」↑
竹虎雀が詳しく描かれています。
鼉太鼓の真ん中に、中国の甲冑をモチーフにした舞楽装束が↑

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この展覧会ではゲームのモンスターハンターとコラボして色んなグッズが販売されております。 こんな撮影スポットもありますので↓

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帰りは 御本殿にお参りして、子鹿や緑の木々に癒されておりました。



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鎧兜の全てがわかる内容がつまった図録もいただきました。
会期中は奈良倶楽部のラウンジでご覧いただけます。

「究極の国宝 大鎧展ー日本の工芸技術の粋を集めた甲冑の美の世界ー」
会場:春日大社国宝殿
会期:7/5~9/7 ※8/4~8/8は前後期展示替えのため休館
時間:10時~17時(16:30受付終了)
入館料:一般1500円/大高生1200円/中小生500円
関連イベント(要申込/会場:感謝共生の館/時間:13時~15時)