それで、1月後半に参加した法話や講座、3つをまとめてみました。
1月25日、この日は二月堂参籠所で上院僧侶の法話がある日。
月に2~3回開催されていますが、中々参加できず半年ぶりになります。
◆二月堂北参籠所で上院僧侶による法話会
この日の担当は上司永観師。参加するまで担当僧侶がどなたかわからずテーマもその時に知ることになるので、それでかえって気軽に参加できるのかと思います。(予約不要です)
前日に京都岩倉の大雲寺に行ってこられたことをお話下さいました。
大雲寺ご本尊の十一面観音像は行基菩薩が造ったと伝わり、聖武天皇のお顔を模しているそうで、直接東大寺と関係ないようですが、そうでもないところからのお話でした。
長く秘仏であったご本尊を、ただいま335年ぶりに公開されていること。2月中は予約なしで拝観できることなども伺いました。
戦国時代の戦乱で灰燼に帰した大雲寺。その折に頭の化仏を損傷された観音様は脳病平癒のご利益があるとして信仰されてきたそうです。
30分の時間を大幅にオーバーして、その他諸々のお話に脱線して楽しい時間でした。
※上院僧侶の法話は、2月は7日(土)と15日(日)14時からです。
◆放送大学奈良学習センター講演会
「正倉院にまつわる噂の真相」
講師は正倉院事務所前所長の西川明彦先生で、巷に伝わる校倉造りの校木が晴天と雨天で開閉する話や、正倉院はシルクロードの終着駅なのかとか、正倉院の宝物は国宝でも御物でもなく国の重要物品だという話や、蘭奢待についてのことなど、世間で噂される話題の根拠を正してお話くださり、興味深い内容でした。
約9000点ある宝物の伝来は、中国からが約200点、朝鮮半島由来が約200点、西アジア産が約10点で舶載品は5%未満、9割以上が国産品という数字に、長年正倉院展を見て来てもまだ「シルクロードの終着点」のイメージが根強いことに気がつき、目から鱗でした。
蘭奢待にまつわる噂の真相も面白かったです。
また、主催の「放送大学」についても知ることができよかったです。
◆東大寺友の会講座
『修二会声明の華 ~観音散華~』講師は東大寺別当 橋村公英師
修二会の声明の中でも、観音散華は称名悔過や宝号と並んで最も心に残る声明だそうで、今回は六時の行法のそれぞれにある観音散華を唱えて下さり、「初夜・日没」「日中・半夜」「後夜」での声明の長さや節の違いがよくわかりました。
ちなみに晨朝の観音散華は「大神力」しか聞こえないということと、上七日(3月1日から7日)の聴聞がお奨めだそうです。
もう一か月もしないうちに始まる二月堂修二会について、もっと知りたい勉強したいと気持ちが目覚めた講座でした。
どうもありがとうございました。






