當麻寺中之坊さんへは何度かお写経に伺いながら、中将姫御縁日の練供養会式に参加するのは初めてです。
初めてなので「ちとせなら」さんのツアー★に参加してみました。
ブログでは、4月14日の様子を①と②に分けて書いてみます。
まず、その①では練供養会式が始まるまでの「ちとせなら」で案内していただいたことをまとめてみます。
ツアーの案内人は、Nara観光コンシェルジュの友松洋之子さん。
當麻寺中之坊の庭園「香藕園こうぐうえん」や霊宝館の見学、東塔の近くまで行ったり、當麻曼荼羅の絵解きにも参加し、その後に伽藍三堂(曼荼羅堂、金堂、講堂)の拝観。
練供養は金堂前特別席にて間近で観覧し、観覧中もイヤホンガイドを通して友松さんの解説を聞くことができ、初心者にはそれが大変ありがたいスペシャルツアーでした。
初めて見た来迎橋は結構長いですね。
来迎橋の西に曼荼羅堂、手前には娑婆堂↓があります。
ツアーは12時に中之坊山門前集合で、13時に始まる絵解きの前に中之坊さんを見学します。「中将姫誓いの石」↑
一心に仏道を志す中将姫の強い信念により不思議にも石に足跡が付いたと伝わります。それにしても小さなおみ足です。
「稲荷社」
檜皮葺屋根で芸術的な造りの社殿ですが、老朽化で屋根替えを含む修繕工事が必要となり、その工事中に羽目板の中から極彩色の板絵が現れました(参照★)
庭園「香藕園こうぐうえん」では牡丹の開花が待たれるところですが、山野草やめずらしい花々もたくさん。こちらは五葉アケビの花↓
「香藕園」園長で副住職のXに園内の草花が紹介されています。
東塔↑と西塔↓
2010年に東西両塔の初層が同時に公開された時のブログ記事★も参考にどうぞ。両塔についてだけでなく金堂などについても書いています。
そして13時からは、写経道場において當麻曼荼羅の絵解きが始まります。教えていただいてこそ知ることのできる智識、内容。絵解きの独特の節回しもいいですね。
この後は 曼荼羅堂、金堂、講堂を拝観しました。
特に曼荼羅堂では中将姫様の御縁日に合わせて、国宝・曼荼羅厨子の裏扉が開扉され、秘仏「裏板曼荼羅」がご開帳され、極彩色の板光背や諸尊板曼荼羅など非公開宝物が数点あわせて特別公開されて、素晴らしかったです。(→中之坊HP参照)
特に曼荼羅堂では中将姫様の御縁日に合わせて、国宝・曼荼羅厨子の裏扉が開扉され、秘仏「裏板曼荼羅」がご開帳され、極彩色の板光背や諸尊板曼荼羅など非公開宝物が数点あわせて特別公開されて、素晴らしかったです。(→中之坊HP参照)
ところで、練供養会式は毎年 中将姫様の御縁日4月14日に行われます。 御命日と言わずに御縁日というのは、中将姫は生身のまま極楽浄土に往生されたからだそうです。
そうこうするうちに15時半頃になり、私達は金堂前の特別席にて練供養会式が始まるのを待ちます。(その②に続く)
そうこうするうちに15時半頃になり、私達は金堂前の特別席にて練供養会式が始まるのを待ちます。(その②に続く)