2025年11月4日火曜日

大仏池*少しずつ秋色に

今朝はうんと寒くなって、秋を飛び越えて一気に冬になったよう。
急に冷え込むと紅葉具合も目に見えて進んだように感じます。

仕入れに出かける道中で、大仏池の様子をチェック!
大仏池畔の大銀杏の黄葉はまだ少し早いようですが↑
池の北側のモミジやイチョウは少し色づいていました↓
長く続いた暑さのせいで紅葉の色づきは遅れ気味ですが、これからどんな風に錦を織りなしていくのでしょうね。

2025年11月3日月曜日

ゆっくり読書を楽しむ*

恥ずかしながらカミングアウトすると・・・
ここ一年程、ついついスマホからSNSばかり見て、ものすごく「時間泥棒」な毎日を過ごしているなと自分で思っていても中々抜け出せずにいました。(今もそうですが・・・)
空き時間などにスマホを見ずに本を読もうと決心して、少しずつ読み進めた小説を昨晩ようやく読み終えたので、投稿させてください。

「火山のふもとで」は、今年の夏、猛暑酷暑でどこへも出かけず読書三昧していますとpostしたところ、お客様からお薦めの本を教えていただいた中の一冊です。
私が得意とする「一気読み」ではなく、夏の終わりから少しずつページをめくって読み終え、1980年代の建築設計コンペや、夏の軽井沢の別荘地界隈の世界やらを味わうことができました。
吉田箕助さんの写真集は、つい最近 文楽に通ってたことを嬉しそうにpostしたものですから、懇意にしている方が送ってくださったもの。
その写真集の中にある山川静夫さんの文章が秀逸で、そこから興味が湧いて「文楽の女」と「花舞台へかえってきた。」を購入。

その時にお薦めで出てきたのが高田郁さんの新刊本!
夢中になって読んでいた「みをつくし料理帖」や「あきない世傳 金と銀」からしばらくご無沙汰だったように思いますが、またあの読書世界を楽しめるのですね。
睡眠時間を削ってまで読まずにはいられない一気読みの世界。
秋の繁忙期が終わるまで読み始めるのを待っていた方がいいかなと、贅沢な悩みで迷ってますが、両極端に走らずにゆっくり読書を楽しむ時間を持ちたいものです。

2025年11月1日土曜日

「正倉院正倉特別公開」行ってきました*

11/1から11/3まで特別公開の「正倉院正倉」
校倉造りの「正倉」の間近にまで近寄ることができるのです。

朝いちは行列ができていたようですが、お昼の12時半頃に行くと数分程で入場できました。
中に入る前に簡単な荷物検査があって少々時間がかかりましたが、入場すると中は広いし、「正倉」の周りを時計回りの一方通行に自由に見学でき、見学の人は多くても混みあうことはなかったです。

写真撮影もOKで、この位置に撮影スポットが設けられ、随分と近寄ることができました。
「正倉」の南側に小さな校倉造りの建物があります。
こちらは13世紀に建てられた「聖語蔵しょうごぞう」で古写経など5000巻を伝えてきました。そしてその東側に建つのが鉄骨鉄筋コンクリート造り「東宝庫」。
写真を撮り忘れましたが、「正倉」の西側に建つ「西宝庫」が整理済みの宝物を収蔵している勅封倉で、毎年秋季に開封され、宝物の点検、調査などが行われます。
「東宝庫」には現在、染織品を中心とした整理中の宝物と聖語蔵経巻が収納されているということです。
「聖語蔵」の前から北を向いて「正倉」を撮影↑
創建当時の奈良時代から、この前修理された平成までの各時代の瓦も展示されていました。
「正倉」の西南角↑、西側↓
床下も覗き見ることができる近さです。
「正倉」北側より↓

床下の柱(束柱)の整然と並んだ様子が美しい!
「正倉」の北東、鬼門の位置に建てられた鎮守社「杉本神社」
「正倉」北東角↑と、東側正面↓北倉
扉の真ん中に箱のようなものが見えますが、その箱の中に海老錠が入っているのだそうです。

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道中、正倉院北側のナンキンハゼが紅葉していました。
正倉院と大仏殿の間の銀杏も少し黄色くなっています。

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11/1(土)~11/3(月祝)10:00~15:30(最終退場 16:00)
入場無料

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「正倉院正倉整備工事現場見学会」に行ったブログ過去記事です。
第1回 2012年 /   第4回 2013年
海老錠を間近に見たり、北倉の内部も拝見でき、貴重な写真をたくさん載せています。

2025年10月31日金曜日

11月のイベント情報*

◆11/1  11:00~16:00「初宮神社に集合」
奈良のクラフトビール3種飲み比べなど


◆~11/3 手向山八幡宮
宇佐から戻られた御鳳輦が拝殿にて公開されます。

 ◆11月の土曜日は秋夜の奈良旅
夜間特別拝観実施日時は各社寺によって異なります。詳細→
春日大社・・1日8日15日29日17:30-20:00
興福寺・・・1日8日15日17:30~21:00
元興寺・・・1日8日15日18:00~20:00
奈良若草山トワイライト・夜景観賞バスも土曜日に開催
時間や料金など詳細はサイトで→/予約・問合せ0742-22-5110

◆11/1・11/2「東大寺福祉事業団こども作品展チャリティー作品展
会場:東大寺総合文化センター地下1階

◆11/1~11/3 10:00~15:30「正倉院正倉特別公開
正倉院展期間中は土日も正倉院外構を見学できます(10:00~16:00)が
正倉院正倉特別公開」では通常の公開では立ち入ることができない正倉院正倉の周囲を巡り、普段よりも近くで正倉をご覧いただけます!(申込不要・入場無料)
但し10/31と11/4は準備のため外構の公開は中止になります。


◆11/1~11/5 9:00~19:00
ホテル尾花で「籔内佐斗司先生制作の伎楽面を展示」
正倉院御物の模刻伎楽面から創作伎楽面まで間近で観覧できます。

◆11/1・11/2・11/3・11/8・11/9   10:00~16:30
華厳宗元興寺「秋の特別拝観」
11/8は夜間ライトアップあり(17:00~20:30))

◆~2026年2/6「東大寺ミュージアム」で正倉院裂の特集展示


◆11/2~11/9 東大寺観音院 篠原勝之陶芸展「うたかた」11:00~16:00

◆11/3 10:00~17:00 県庁回廊で「ほどける漢方市」

◆11/3 13:00JR奈良駅出発~16:00頃
平城京天平行列 東大寺参詣

◆11/3~11/9「奈良町見知る
予約なしで公開されている日時や予約制の体験イベントや
まちあるき企画などサイトを参照に是非ご参加ください。

◆11/8 ・11/9 11:45~14:30鹿の角切り

◆11/15  14:00~15:30「写真で振り返る!手向山八幡神 里帰り神幸」
 会場:ホテル尾花 /参加費:無料 /定員:60名 /要申込→

◆11/16 11:00~15:30「行基さん大感謝祭



◆11/20 18:00~「雄呂血上映&トークイベント」
100年前の11月20日に公開された『雄呂血』 記念すべき節目の日にカツベン上映決定
会場:奈良公園バスターミナルレクチャーホール 
料金:2000円(オリジナルブレンド珈琲、瓦版付)
申込:こちら

◆11/22  9:30~15:00「東大寺講堂・三面僧坊発掘調査現地説明会
事前申込不要/入場無料
説明は10時~・11時~・13時~・14時~の4回

◆11/28~2026年1/18日 「知られざる奈良一刀彫の始祖 岡野松壽」
長年にわたって集めてこられた岡本 彰夫先生のコレクションが展示される特別展。森川杜園は九代目十代目の松寿の作品を手本として彫刻の道に精進したと伝わっています。

奈良俱楽部にご宿泊のお客様用として、主に奈良市内・奈良公園界隈・東大寺周辺のイベントを中心にご案内いたしました。
ご参考にしていただければ幸いです。

2025年10月30日木曜日

水島太郎作品展@観音院

 東大寺塔頭・観音院で開催中の水島太郎作品展「境界」

床の間には太郎さんのお祖父様で、ここ観音院サロンに集うメンバーだった水島弘一さん未完の遺作「聖徳太子坐像」や
同じく観音院サロンメンバーだった志賀直哉の書~三十年ぶりに観音院に戻ってきたそうです~がかけられて
そこに新たな息吹を放つ太郎さんの作品たち。
「なむ」は「南無最上」「南無頂上」かな
戸帳の向こうの秘めやかな世界、こちら側とあちら側の境界。
この境界の向こうを太郎さんは間近で感じているのですね・・・

初めて拝見する鹿たち。ゴールドやシルバーや、今まで見たことのないメタリックな感じの鹿たち。


少し離れたここにも「なむ」がありました。
観音院のお庭と一体となった空間は気持ちが開放されるようで好きな場所です。
水島太郎さんの展示は11/1までですが、その後、11/2から11/9までKUMAさんこと篠原勝之さんの「うたかた」展が観音院で開催されますのでよろしければお出かけください。

2025年10月29日水曜日

手向山八幡宮「御鳳輦」11/3まで公開

この度の宇佐神宮鎮座1300年祭から無事にお還りになられた御鳳輦を拝見に、手向山八幡宮へお参りに伺いました。



御鳳輦は、当初の予定を変更し、11月3日まで手向山八幡宮拝殿で拝観させていただけます。(10/30は閉門日)
心なしか、宇佐にお里帰りされた神様の大きなご神気を感じます。

また今回の宇佐神宮御神幸の様子は 10月29日(水)18時30分~「ならナビ」で「神さまの里帰り」と題して放送されます。
NHK ONEでも配信されます→