2022年8月1日月曜日

京終さろん「醍醐寺の堅義復興によせて」

8月になり、毎日暑い日が続いています。
今日は朝から熱中症警戒アラートが出ている近畿地方。
日中に外出される皆様はどうぞお気をつけてお過ごしください。

さて、今日のブログは9月の「京終さろん」のご案内です。
9月の講座と言えば、東大寺の上司永照師による修二会についてのお話「東大寺の祈り~修二会と声明」が4年程続いていましたが、今年は例年とは違って「醍醐寺の堅義復興によせて」です。

以下、サイトよりの抜粋です。

2022年9月29日(木) 19:00~
第107回京終さろん「醍醐寺の堅義復興によせて」
講師:東大寺・上司永照師

京都の醍醐寺では、明治時代以降に途絶えていた竪義会りゅうぎえを、弘法大師諡号しごう下賜1100年の慶讃事業として、昨年1世紀ぶりに復興させました。
「竪義会」とは、問答による学僧の卒業試験のことですが、それを復活するには、古文書の発見、解釈、声明の復元(作詞、作曲、編曲に相当)など、多くの研究と創作を必要としました。
醍醐寺では開山の聖宝理源大師が東大寺に入って学んだ経緯があるので、竪義会は東大寺の僧侶が参加して行われていたのです。
華厳宗の総本山として知られている東大寺ですが、実際は理源大師が学んだように、創建以来一貫して「八宗兼学の学問寺」なのです。いわば、奈良時代に創建された国立総合大学のような存在です。
今回の京終さろんでは、東大寺の底流を流れている「八宗兼学の精神」。学びとその実践についてご紹介を予定しています。
チケットの購入などはこちらから。ライブ配信で視聴できます。