2025年6月13日金曜日

近況のことなど*

奈良博「超 国宝」展も明日明後日で閉幕……。
奈良倶楽部は最終日の日曜日を休館日にしているので、国宝展観覧のお客様をお迎えするのは明日の土曜日が最後になります。
この2ヶ月近く、多くのお客様方と展覧会を話題に楽しい時間を過ごさせていただき、どうもありがとうございました。 

奈良俱楽部ラウンジスペースのテーブルの上には・・・
奈良博だけでなく、大阪市美の「日本国宝展」、京博の「日本、美のるつぼ」展の図録を会期中に並べていました。
この図録も明後日で図書室に移動することになりますが、朝食前の時間などに、こんなに熱心に図録をご覧いただいた展覧会もそうそうないかもしれません。 

「華厳五十五所絵巻」の予習にいいですよとお薦めいただき購入した「新・善哉童子 求道の旅」。 「超 国宝」展で感動したので、会期が終わってからでもゆっくり読んでみたいです。
ちなみに「華厳五十五所絵巻」は4年前に東大寺ミュージアムで拝見していたのですね。森本長老の善哉童子の講座も聴講せずにきてしまいましたが、今からでも遅くないかな・・・。(次回は9/27)



 一緒に並べている「ひととき」には倉橋みどりさんの文章が、「Discover Japan」には三浦雅之さん陽子さんの特集記事が掲載されています。 

さて、図書室から取り出してきたこの本は、今話題沸騰の映画「国宝」の原作2冊。読み始めたら、あまりに面白くて一気に一日で2冊を読み終えたと、2019年1/19のpostに書いてありましたが、悲しいかな、6年経ってあらすじの細部を忘れてしまっています。
ただとにかく夢中になるくらい面白かった記憶は残っているので、早く映像の世界に浸りたいものです。←目下のお楽しみの一つ。 


先日「上村松園」展を見て読み始めた宮尾登美子作「序の舞」。
写真は、実家の和室での一コマ。寝る間も惜しんで夢中で読んでますが、6年前のように一気読みができるほど視力体力気力が揃ってないなぁと。でも物語の世界はいいですね。 現実の世界から飛び立って未知の世界へ旅する一つの手立てかなと思います。

そんなこんなで、国宝展のおかげで大変忙しくさせてもらって、もう一度国宝展に伺いたいと思いながらも時間を取れずにいます。
落ち着いたらあれもこれもと、楽しみなことを思い浮かべながら、とりあえずは6月15日から19日までまとまったお休みをいただいています。
(お休み中はブログの更新もお休みになりますがInstagramは時々更新しているかもしれません)よろしくお願いいたします。